第3回小さな冬のクラフト展

第3回小さな冬のクラフト展を無事終えることができました。

会場作りは、近場の出展者さんや前日搬入の作家さんにも手伝ってもらい、

3回目ともなるとスムーズに・・・

ただ当日8時頃よりモソモソと雪が降り始めましたが、

9時前には止み、当日搬入者も濡れずにホッ でした。

会場1

会場内はゆったりスペースで

会場2

来場者も昨年よりややゆったりのスタートでした。

この雰囲気がお客様とのコミュニケーションの

場となり、自作品のアピールに繋がります。

それぞれの常連さん、新たな顧客となった方との

次回のお約束もできたり・・・

会場3

徐々にご来場者も増えてクラフトらしく

230ブース1

y2ではパーティションも使用できるため、普段は

できない展示も可能です。

カップ類

新作のカップ類も豊富に展示しました

お玉類

新作スプーン、穴あきお玉も好調でした

干支

来年の干支寅もデビュー

毎年求めている方々も、出来たてほやほやの寅を

真剣に品定めをし、あっちこっちに旅立です。

今年の寅は天然秋田杉とセンで製作

天然秋田杉は数に限りがあり、あと数個しかありません。

センはまだ大丈夫です。

そのセン

セン柾目

画像は柾目部分で変哲無いのですが、横から見ると

セン板目

板目杢になります

板目木取り

木取りしたのが上の画像で、ギラギラしたセンの板目を使用し

寅を製作しています。

230は色付けをしないので、あくまでも杢目と造形で勝負

因みにセンはホワイトタイガーかな?・・・

クラフトの様子に製作説明が入ってしましたが・・・

夕方の会場も華やかで

y2イルミネーション

ブルーのイルミネーションが鮮やかに演出してくれました。

2日目は天気も回復で、お客様も回復

今の陽射しは心地よく感じます

魁新聞さんの記事掲載もあり、見た方々が駆けつけて下さったり、

朝から好調でした。

時にはこんなに混雑する場面もあり嬉しくなります。

小さなクラフト展ですが、中には大きな収穫の

作家さんもおり、和気あいあいの楽しい2日間を

皆さん過ごせたようで安堵しました。

出展者全員で作り上げる小さな冬のクラフト展

自主的に準備・後片付けをやってくれるので、

主催側もホントに助かります。

メディア、フライヤー設置、y2プラザ、皆様方の

ご協力のお蔭をもちまして、次回も開催できると

確信しました。

 

 

 

いぶりガッコの季節

この時期は、いぶりガッコ漬けが盛んです

燻したダイコンが農家さんより届きました

いぶりダイコン

漬けるに先立ち、まずは水洗いをして翌日漬け込み

ダイコン漬け

漬けるのは姉たちにお任せです

姉の畑を見回したら、立派な人参がたくさんあります。

230はダイコンより人参の漬けたものが好きなので、

いぶり人参もできないものかと・・・

早速姉が農家さんに尋ねたところ、タイミングよく

今日が最終の燻し方に入るとのことで、快く

受け入れてくれました。

人参

今朝抜いて洗ってから農家さんへお届け

燻製小屋

燻製小屋には出来上がったダイコンが棚にゴロゴロ

吊るしダイコン

こちらは吊るしたいぶりダイコンです。

4~5日でいぶり人参が出来上がってくるので、

漬け込みはまた姉たちに・・・ですね。

製作の方はコーヒーメジャーを

秋田ふるさと村と夏油スキー場で一気になくなったので

これも急遽製作です。

加工に入ったは良いのですが刃物が切れなくて・・・

焦付き

ビットが悪く切削面に焦げ付きが残りました。

これを取り除くにはかなりの厄介作業です。

まずは道具作りから

先端ツール

先端ツールを加工し

マジックテープ

マジックテープでぐるりと

ペーパー巻き

ペーパーをまけば先端ツールの完成で、これがあると

無いでは大きな時間差になります。

研磨作業

ボール盤に取り付けて研磨すれば、底と内周が一気に

研磨後

綺麗に焦げ跡が消えツルツルに

木工なさる方は真似してください!

コーヒーメジャー1

10g用長いのと短いタイプです

コーヒーメジャー2

エンジュ、ヤマナシ、サクラ、アカシアです。

いよいよ今週末は小さな冬のクラフト展

小さな冬のクラフト展

EPSON MFP image

皆さんのお越しをお待ちしております。

 

 

お玉いろいろ

雨が続いていますが、昨日は久々の晴れ間

朝一買い物をパッと済ませて急遽冬囲い作業

冬囲い

夕方予定した分が終わったとたんに雨がパラパラ

気分のいいことこの上なしでしたが、エリザベス女王杯は

全くの大外れで・・・

シーズンオフですが再来週の小さな冬のクラフト展に向け、

欠品や品薄品の製作などで目一杯が続いています。

孫の手

欠品に陥った新作孫の手も、何とかいいものが補充出来、

お玉類も完成しました。

穴あきお玉

煮物やなべ物の具のみをすくうのに大変便利

これも隠れた人気アイテムで、普段は目立つところに

展示していないため、発見した人は便利そうだね!と

意外とお持ち帰りになります。

穴あきお玉2

こちらはリクエスト品で、果実酒の実だけすくったり、

コーンをすくい取る時にと製作しました。

穴あきお玉3

穴無しの通常スプーンもあります

サラダサーバー

サラダサーバーも補充出来ました

サラダサーバー2

サクラとクルミの2セット

ターナー

サクラの縮み杢のターナーも追加補充です。

そしてコーヒーメジャーにも掛かっています。

コーヒーメジャー

新しい樹種も加えてこの続きは来週になりそうです。

干支寅

来年の干支・寅の製作にも掛かっています。

この時期になると干支の製作に掛かりっきりですが、

これだけに集中できない嬉しい悲鳴です。

11/27~11/28は、小さな冬のクラフト展にて

ぜひご覧いただきたく思っています。

 

一年ぶりに山形へ

カップ類も塗を終えて完成しました

マグカップ

細かく彫り上げたカップはやや小ぶりなサイズ

カップ2

こちらはやや大きめで、スープカップとしても・・・

フリーカップ

フリーカップは冷酒等に最適サイズです。

いずれもクルミを使用し、拭き漆仕上です。

一昨日は一年ぶりに山形県に行ってきました。

目的はイベント出展ではなく、お客様への納品です。

このお客様は、230が本格的にイベント出展する前より

作品を認めていただき、10年以上お世話になっています。

昨年完成時にアップしましたタタミベンチの納品

タタミベンチ1

新築の玄関に、ご要望のあったウワミズザクラの

小径木で組んだベンチを設置しました。

タタミベンチ2

高さや座り心地を気に入っていただき、そして

玄関の雰囲気にマッチして安心しました。

久々にお会いしたので大歓迎を受け、そして230の

懐かしい作品にも多数会ってきました。

近くにはご依頼主の妹さんも住んでおり、

そちらの玄関先もご訪問。

まさ子さんち

玄関先には沢山のミニチュア品が飾られていて、

230の数えきれないほどの作品も・・・

まさこさんち2

楽しい時間はあっという間で、その後は帰路の途中大石田へ

隠れ家的なお食事処、愉由さんへ立ち寄りました。

ここのオーナーさんとも長くお世話になっています。

一昨年の山形クラフト以来ですから2年ぶりの再会

今回もいろいろおもてなしを

おもてなし料理

フルーツの白和えやイチジクの白ワイン煮

そして手前は人気のAndMERCIさんのモンブラン

サックサクのメレンゲと中の生クリーム、ガナッシュの

ハーモニーは絶品でした。

ここでも近況や作品の話であっという間に・・・

いろんな地域で作品を通してご縁をいただき、

本当に幸せな人生を過ごせていることに感謝です。

大きな虹

出かけるときは霧で何も見えなく、しかし帰りは

大きな虹が横手の空で出迎えてくれました。

作品作りも順調です。

孫の手

沢山作ったはずの孫の手も在庫なし

意外なヒットに木取りを開始、ターナーも補充します。

穴あきスプーン

リクエストをいただいている穴あき杓子も

穴あきスプーン

彫っているのは穴あきスプーン用

穴あきスプーン2

コーンなどをすくい取るための専用スプーンで

これもお客様のリクエスト

これらは全部小さな冬のクラフト展に並びますので・・・

 

 

 

 

 

 

 

丸物いろいろ製作中

家から見える散歩コースの紅葉が綺麗になりました

サルナシ

庭のサルナシは落葉し、沢山の実が付いています。

食べてみたらあともう少し待てば・・・

酸味が好みの方は丁度のタイミングかもです。

シャクナゲ

来春の準備ができたシャクナゲの花芽

まだ到来せぬ雪が消えるのが楽しみです。

この一週間はテーブルウェアの丸物製作に没頭です。

丸物木取り

工房へ厚物材を運び込み、皿、カップ類の木取り

カップ木取り

切断中ブレードの破断のアクシデントがありましたが、

予備のブレードにて完了です。

頻度の激しい刃物については、予備の常備が必須項目

こんな時は重なるもの!

テーブルソーも突然作動不能

こちらはブラシの摺動が悪く接触不良で修理

ちょっと前は使用頻度の激しいグラインダーも

新規購入と出費が激しいです。

旋盤作業は割愛し、できたカップ類は外周彫りへ

カップ外周彫り

掘りを施し拭き漆をすることで、微妙な素材感が出ます。

今回は刃物を更に細くし、細かな彫に仕上げました。

カップ2

欠品中のフリーカップも製作中

ボウル

こちらも欠品中のサラダボウルにしたかったのですが、

やや小さめの多用途ボウルにしようかと・・・

木地表面を整えて拭き漆へ

拭き漆1

まだ1回目ですが、生地の硬いケヤキの大皿

そしてクルミのボウルは漆の吸い込みが多く、

ケヤキのような表面とは桁違いです。

拭き漆2

フリーカップも1回目

拭き漆3

マグカップも1回目だと程遠い肌

これから磨いて拭いての繰り返しです。

小さな冬のクラフト展まで1ヶ月を切りました。

読売新聞さんにイベントを大きく取り上げていただきました。

イベント記事

イベント内容のみならず、230も詳しく紹介していただき、

本当に感謝申し上げます。

イベントには、沢山楽しんでいただける作品を準備します。

通常のクラフトとは、また一味違った雰囲気を味わって

いただきたいと思っています。