丸物仕上がり

この一週間は旋盤と向き合い、そして仕上げの塗り

予定通り進み、昨日は晴天だったので雪下ろし

北側屋根

南側は自然落下で全く雪は有りませんが、北側は

隣家があるため落とせません。

2~3日降り続いた雪、大した事無さそうですが・・

北側雪下ろし

上がってみれば見た目以上でした

北側雪下ろし2

スコップの位置にヒーターが入っていますが、

一気に降り積もると融けきれません。

それに電気代も半端ないので、一段落着いたし

青空の元で運動がてらに・・・

雪下ろし後

平屋部分と奥の中二階部分、予定よりかなり早く終了!

体力落ちているどころか、若い時より捗っている

道具のせいかな?

あとは黄色い部分の下のヒーターにお任せです。

丸物木取り分

先週はナスの蓋物やマグカップに掛かってました。

マグカップ整形

カップの作り方は、作家それぞれのやり方があると思いますが、

230は角材からまず外周を作り出します。

それから旋盤で中を加工し仕上げまで

鋸目仕上げ

今回は外周をバンドソーの鋸目を残したままの仕上げ

肉厚が均一になるよう、慎重に刃に当てて・・

ニュータイプカップ

従来のカップ外周形状はストレートでしたが、今回は

台形状に角度が付き、飲み口をシャープに仕上げてます。

トネリコカップ

木製や陶器のように肉厚の飲み口ではなく、磁器カップの

ように薄肉になってます。

トネリコ2

今まで白っぽい材料は少なかったのですが、今回

トネリコを使って、

白っぽいものも良いもんです。

クルミカップ

ケヤキカップ

定番材のクルミとケヤキです。

カップ完成

容量は160ccに作っております。

欠品中のナスの蓋物もようやく制作しました。

ナス蓋物

手間が掛かる作品にて、シーズン中はなかなか手が

付かず、この時期なのでゆとりをもってようやくです。

黒染め

蓋はヘタ形状に旋盤後整形し、下は黒染めして拭きうるし

ケヤキナス

蓋にはケヤキ材を使っていますが、実はこのケヤキ

を使うのはとても勿体なかったのです。

板状に使えば素晴らしい玉杢の出る材料で・・

雪の材料ハウスまで、ケヤキ材を取りに行くのが

面倒くさかっただけで使ってしまいました。

ただ細かい詰まった杢目は素晴らしいです。

白ヘタナス

白いへたのナスも新登場です。

イタヤカエデとトネリコを使ったナス型蓋物

サイズはどちらも2サイズ作っています。

今週は気温も上がりそうなので、仕事も捗りそう。

 

 

 

 

 

仕事始めはオーダーから

予報で今季最強寒波!と脅されましたが、

除雪車が出る程でもない降り方に、ホッとした

横手でした。

先週より仕事も開始し、まずは12月にいただいた

オーダー品より着手

カトラリーケース木取り

何を作るにも、木取りからのスタートだったので、

予定分の板物、角物、丸物用を一気に・・・

画像は樹種とサイズの指定有のカトラリーケース用

薬味入れ木取り

こちらもオーダーの2連の薬味入れ用です。

まずはオーダー分を少しづつ片づけておかないと、

新作制作が落ち着いて掛かれないので・・

カトラリーケース用のトチ材に現れた杢目を見ると、

早く形にしたいのが本音

カトラリーケース1

古い材料で、煤けて杢目も全く見えなかったのですが、

木取りして現れた杢目に思わずニッコリの材でした。

カトラリーケース2

ご要望通りの樹種・杢目で、納品も楽しみ!

カトラリーケース3

我が家でも使ってみたい逸品です。

2連の薬味入れは加工方法で悩みました

2連の薬味入れ1

形になったものですが、2カ所の彫りこみを

手彫りしようか、ルーター?旋盤?

結局旋盤加工にしましたが、丸物一ヶ所の加工と違い、

中心の違うところを2か所彫るので掴むところを・・・

掴み加工

角物の中心を掴めるようにワークに加工

角物加工

一ヶ所目の中心が出るようにチャックします

角物加工角物2

こうしてチャック部分を変えることで、2カ所の

彫りこみが完了しますが、ワークの中心からずらして

掴むので、貧弱な旋盤のため激しく振動します。

偏芯加工はあまりやりたくないのが本音です。

角物加工角物4

旋盤後は指定の形にカット

角物加工5

外周形状がテーパー状になっているため、

傾斜カットも

ここまで形作れば整形~研磨が楽になります。

2連の薬味入れ完成

蓋つきの2連薬味入れは、工芸うるしで仕上げ

小さなサジも削って・・

柚子みそなどを入れて使いたいようです。

これを見て、グループ内からいくつまたオーダーが

増えるか心配です。

白っぽい木が良いということで、硬~いトネリコを

使っています。

丸物木取り2

こちらは丸物用の木取り分で、定番の薬味入れや

マグカップ用に変身していきます。

今週からはようやく新作制作に掛かれそうです。

今年もよろしくお願いします

 

2025

また新しい年を迎え、2025年も宜しくお願い致します。

年末年始は晴れ間もあったりで、比較的穏やかな天気の

横手でした。

大雪の地方の方々には、大変だったでしょうが・・

230は世間並みに9連休しました!

こんなに長く仕事から離れたことは、木工を

始めてから初めてかも、です。

初詣

元日は毎年近くの神明社へ初詣

結構な長蛇の列で、この時に限り激しい雪でした。

2日は毎年、近くの親戚が集まり実家で新年会

目と鼻の先に実家や姉の家がありますが、皆揃うのは

盆正月くらいになり、高齢ですが長く続くことを祈ってます。

旭岡山神社1

三が日は陽射しもあり、散歩がてらに旭岡山神社まで

徒歩20分弱で、夏場はたま~に散策して歩く場所

旭岡山神社2

ここは凡天を奉納する神社で、若いときは本殿まで

凡天を担ぎ上げる祭りに参加しました。

お参りは何十年ぶりになりますか・・・

雪は毎日降りますが、結構晴れ間も多くあるので

家の中に居るだけでは退屈なので除雪も

南側雪

南側の屋根から落ちた雪は、一度崩しましたが

また高くなる前にもう一度

南側排雪

今回は崩して平らにしただけですが、次回からは

排雪作業となるため、重労働となります。

ここは除雪機を入れられないため人力で

母屋工房

母屋にある第二工房には、明るい陽射しが

天気の良い日は、暖房が要らないくらい暖かくなります。

年末年始は本当に何もやらない木工作業でしたが、

一つだけ出来上がったものが・・

バックナンバー

back number ファンの親戚より、ロゴのキーホルダーの

リクエストがあったので、静かにできる作業でもあり

暇つぶしに作りました。

これもコンサート会場で見つけたシールにあった絵を

モチーフに制作したもの

魚?鳥?なんでしょうかね・・・?

今日は雲一つない快晴の空です。

気温もかなり上がりそうなので、早めに所用を済ませ

午後からは本業開始です。

予定しているアイテムは10アイテム以上

これの木取りから2025年のスタートです!

 

 

有難いご訪問者

年末年始を迎え、4~5日前に屋根の雪を

ガレージ工房

ガレージ工房の端っこを雪下ろし

鉄骨建てなので下ろす必要もないのですが、

屋根に一杯積んでおくと、みっともなく見られがち

そんな雪国の土地柄です。

第二工房側

母屋の第二工房側は屋根から滑り落ちた雪で、

薄暗くなるので、少し雪山を崩しました。

(夕方4時過ぎなので、画像が暗いです)

12/30朝

その後毎日降りますが、さほど降雪量は増えていません

12/30朝2

除雪後の6時半過ぎです。

新規制作の方はあまり進まず、オオサンショウウオオブジェが

数匹増えただけ

白トチオオサンショウウオオブジェ

人気の白トチとエンジュが仲間入りです

生き物用ラック

展示室にだんだん作品が増え、少し模様替え

生き物オブジェはラックを使用し展示

展示室1

場所を取っていたラックを除去し、少し広く

展示室2

シーズン中は多くの作品を展示できませんでしたが、

今はほぼフルに・・・

12月に入り、今年はいつもに増してご訪問者が

多く、嬉しい悲鳴です。

昨日も午前と午後に二組

午前は4人のマダムグループで、いつもはイベントへ

それぞれお越し頂いていますが、揃ってのご訪問は

久しぶりです。(5人グループですが一人は都合で欠)

主目的はさておき、先ずはお目当て探しからでした。

それぞれチョイスして、本題はオリジナル品のオーダーで・・

蓋物2セット完成後、吟味していただき追加で・・

この他樹種、サイズ限定のカトラリーケースなども・・

サンタコーナー

Y2イベントで出したXmasコーナーですが、

これが大好評で、その後も追加制作でした。

玄関にまだ置きっぱなしの、単独の組み木サンタがあり

皆さん見つけて大騒ぎ!

他の作品は完売しているので、画像でお見せしたところ

トナカイサンタやツリーセットが欲しいと盛り上がり、

来年のXmasシーズンまでということで・・・

トナカイサンタ、ツリーセットが5セットづつ

それに他の販売用と自宅用もとなると超プレッシャー!

計画的にやらないと大変なことになりそうです。

午後には干支のお客様

巳を揃えると、十二支全部揃うということでした。

12年も長く続いているお客様、難しいオーダーでも

頼ってくださるお客様、お客様あっての身としては、

本当に有難いことと感謝です。

合間をみながら初めての物も手掛けています。

たま~にお箸は無いのですか?と聞かれることがあります。

230は作っていないので、作っている出展者を紹介しています。

作る気は無かったのですが、箸づくりはどんなものかと

急に思い立ち着手

箸作り

材料は他の人たちが扱っていないスネークウッドや

ジリコテ(シャムガキ)、縞コクタン

ノウハウがないので、全てが230流と他の作品作りと

同様です。

テーパー状の角柱のブランクにカンナ掛けから・・

箸作り箸2

各種カンナで箸形状に近づけ、あとはスクレーパーで

まだ研磨工程や表面仕上げと続きますが、

いろいろとオーダー品が増えてきたため一先ずストップ。

年明けからはまず溜まったオーダーからですね。

今年も残り一日、沢山の方々にお世話を頂き、

無事に新年を迎えられそうです。

皆様方へ感謝です!!

 

生き物オブジェの日々

毎日の降雪量は大したことは無いのですが、

続くと結構な積雪となっている横手です。

在庫なしから徐々に生き物オブジェが上がっています。

オオサンショウウオオブジェ3体

たくさん木取りしましたが、一気には飽きが来るので

数匹づつ手掛けています。

一番大きなものは、今までの最大サイズより

一回り大きな30cm強の特大です。

ホウの一枚板

大きなホウの一枚板、印部分で制作しています。

ホウ

幹の曲がり部分なので、縮み杢が出ています。(拭きうるし)

ヤマナシのスポルト

真ん中がヤマナシのスポルト材

結構な硬さがあるため、研磨目を消していくのに

時間が掛かります。

トチコブ

最後はトチのコブ材で、スポルトや縮みの入った

贅沢な逸品です。

トチは柔らかいのですが、特殊な杢が入った部位が

硬いため、これも研磨が厄介な部類です。

まだまだ手掛けていますが、完成次第に紹介します。

ナマズも無くなったので、無くてはならないアイテムにて・・

ナマズオブジェ

ナマズもサイズを一回り大きくして、ひげは彫りこみから

立体的に表現です。

ナマズオブジェ2

材はオオサンショウウオオブジェに使ったヤマナシのスポルト材

ナマズオブジェ3

置台もヤマナシのコブ分を使っています。

先ずは一匹の予定でしたが、この秋に手に入れた

クロガキを思い出し、木取りだけでもということで・・

クロガキ材

大きなブロック材でしたが状態が悪く、見極めながら

木取りしましたが、使えるものはこれ1本のみ

(2本取れましたが、手掛けたところテッポウムシ穴で
 断念し廃却)

まともな材料であれば、9本は取れるはずだったのに・・

年明けにも掛かろうと思っていましたが、早く完成を

確認したく、つい手が出てしまいました。

一次カット

一次カット

二次カット

二次カット

サンジかっと

角ばった部位を丸くして、各ヒレ部分を造形し

ナマズの形が出来てきます。

更に細かな造形をして、研磨を繰り返し

ナマズ1

立派なひげのクロガキのナマズオブジェが完成

ナマズ2

質感、風情とクロガキの特徴が出ています。

ナマズ3

シーズン中とは違い、時間がある割にはゆったり作業の

日々ですが、年末となったため野暮用が多く、

それに寒いし・・・

周りと調和しながら徐々に増やしていきます。

オフは雪かきから

雪のない昨シーズンでしたが、今年はいつもの冬に

12/16朝

まだこの程度であれば、適度な運動になります。

雪かきから始まる朝は、オフになったんだなあと感じます。

この一週間はとてもご来訪者が多く、日替わりで毎日

すべて仕事に関わることなので、有難いことでもあります。

木工関連の方、お客様方々と・・・

ワンプレート加工

ご注文いただいていたワンプレートの掘り込み

プレート3種

ご購入時は一枚しかなかったので、追加で制作した3樹種

各樹種一枚づつのお買い上げで、どんなふうにお使いいただけるか・・

ワンプレート2

大きい四角部分には、トーストが入る大きさです。

クリスマスツリー

こちらのツリーセットも無事納品できました。

1セットは自家用に制作したもので、玄関ホールに

飾っていました。

新婚さんへのプレゼントを求めてきたお客様

目にすると気に入って頂き、ソリに乗ったサンタさんも一緒に

お買い上げいただき、我が家のツリーは来年まで持ち越しです。

制作作業の方は、ご訪問者も多かったため、あまり進まず

サンショウウオオブジェ木取り

でもオオサンショウウオオブジェは欠かせないため、

木取りだけはしっかりと準備しています。

合間合間に一工程づつ

1次カット

まずは1次カット工程

2次カット

そして2次カットすれば、ロボットサンショウウオに

3次カットまでやりますが、少々危険な作業になるため、

画像は公開しません。

真似して怪我されると大変ですから・・・

機械加工完成

大雑把に機械加工ができるのはここまで

指加工

指の加工ができると、大分オオサンショウウオに近づきます。

大荒研磨

角ばった部分を徐々に落として、大荒研磨までこぎつけました。

まだたくさん残していますが、一気に全部を仕上げまでは、

時間が掛かりすぎるので、年内はこれ位を仕上げる予定です。

画像内の材料は、この段階では杢目等が良く分かりませんが、

もの凄いものばかり揃っていますので、自分自身も

仕上がりが楽しみです!

オフになると人もくたびれていますが、機械設備も同様に

グラインダーやテーブルソーもケアしたところで、

今度は集塵用のクリーナーが・・

サイクロン

仕上げ用工房には大型の集塵機は置けなく、

サイクロン集塵機を自作しています。

それを吸い込むのが掃除機で、毎日数時間回しっぱなし

なので、2年が寿命限界です。

パナソニッククリーナー

モーターが寿命なので、モーター交換もできますが、

新品購入とさほど変わらないため、いつも新品交換

吸い込み機能だけあれば良いので、パック式の一番安いやつ

とは言っても、10年前の倍の値段になっています。

人間もリフレッシュしなければならないのですが、先ずは

交換部品や加工刃物の補充など、オフは出ていく一方です!

 

 

今年もいぶりがっこ漬けの季節

12/8外

昨年は、一冬通して白くならない冬でしたが、

今年はようやく白い世界になり、師走らしくなりました。

白くなる前日に、高橋家恒例のいぶりがっこ漬けを

行いました。

大根洗い

時折小雪の舞う日でしたが、洗いは外で・・

今年の大根はとても大きく、いぶりがっこ漬け込み用が130本

刻んで直ぐに食べる漬け込み用が20本弱です。

いぶし大根

あまりシワシワに燻していなかったので、洗いは捗り

時間がかからず早めに終了し、翌日の漬け込みを・・

この後刻みの作業も

大根刻み

高齢となってきた姉たちは、薄い方が食べやすいということで、

千枚漬けよりも薄い厚さに切るため、かなりの時間が掛かります。

家内と二人で約15キロを刻み作業

刻み漬け大根

漬け込みは近くの姉が担当してくれて、一週間ほどで

パリパリ触感の甘めの大根漬けが楽しめます!

翌日は姉たちが集まり、それぞれ役割分担での漬け込み作業

230は調合する塩やザラメの計量担当し、漬け込み作業の

画像は採り忘れでした(_ _)・・・シュン

今年も無事終えられたので、また来年みんなでできればですね!

このような恒例行事もあることから、本業の作業はあまり

進展していません。

取りあえず完売のオオサンショウウオオブジェの木取りは、

少し進めています。

ホウの一枚板

ドア一枚ほどのホウの一枚板

印の曲がり部分に、縮み杢が入っていることから、

その部分だけで大きなオオサンショウウオオブジェを予定

縮み杢

一皮むければ予想通り縮みが出て、今までの最大サイズより

一サイズ大きなオブジェができるサイズに木取りしました。

テーブルが出来る立派な材料ですが、オオサンショウウオオブジェ

2匹に化ける予定です。

トチ葉節

ついでに木取りしているトチ材は、ギラギラと印部分に

珍しい葉節?バーズアイ?のような杢が出ています。

木取りには、こういった珍しい杢との出会いが

期待できます。

ヤマナシスポルト

こちらのヤマナシのスポルト材もオブジェの候補

レアな材料を求め、それで作品化して、喜んで頂ける

お客様の姿が目に浮かんできます。

今週出来上がったのは、ご注文いただいたツリーのみ

クリスマスツリー

納品前に、イベントで展示させていただいた作品を見て、

ご注文が入ってました。

間近なので、早めにお渡しできるようにします。

その他ワンプレートのご注文もいただいていますが、

使用予定の材料が全て反り取りが必要で、230の

小型設備では不可能のため、近くの大型設備を借りての

作業が必要です。

今年はオオサンショウウオオブジェやワンプレートの

制作で終わりそうな感じです。

夜が明けてから積もりそうな雪が降ってきました。

ほどほどの冬の感じであれば良いですが・・・

 

 

 

2024最終イベント

今シーズンの最終イベント、秋田市のアルヴェで

よりみちマルシェに行ってきました。

あるヴぇ

出発前まで降っていた冷たい雨も上がり、秋田市に近づくに連れ

天気は好天に変化

秋田駅東口の会場は好立地です。

会場

一日だけ、そして開催時間が4時間と短く、懸念しておりましたが、

開場時間前からとても多くのご来場者で払拭!

会場内3

230ブースにも、多くのリピーターさん含むお客様が

お立ち寄りいただき、充実の4時間でした。

レイアウト1

ブースは通常よりも狭いため、マルシェバージョンで対応

サンタコーナー

ご注文いただいたサンタさんもスタンバイ

干支コーナー

来年の干支・巳も補充して万全です。

実は干支の木取りの際、荒研磨用のグラインダーに続き、

テーブルソーにもトラブル発生!

スイッチを起動させても作動しません。

作業中止で原因究明ですが、木工機械は意外と構造が単純なので、

すぐ判明しました。

スイッチボックスに埃が溜まりにたまり、接触不良でした。

火災の要因にもなるので、幸いしました。

僅かの作業停滞で、作業は順調に進んで干支の補充が・・・

生き物コーナー

所狭しと並ぶ生き物コーナー

都度補充を繰り返していますが、これでもかなり作品数が

少なくなった状態です。

オオサンショウウオオブジェ

何処に行っても注目されるオオサンショウウオオブジェ

この日も多くのリピーターさんたちが仲間を求めに・・

画像のオブジェはお陰様で完売となりました!

最終イベントでの完売で、ホッとしたところです。

この先新たな気持ちで樹種選定から、新作に取り掛かれます。

今年は21イベントに出展し、様々な場所で多くの方々に

大変お世話になりました。

来シーズンは2月よりスタートを予定しております。

それまで、また沢山の新作をご用意させていただきます。

週一のご報告は続きますのでよろしく!

 

小さな冬のクラフト展2024

今年の小さな冬のクラフト展は、とてもホット

無事に終焉いたしました!

y2イルミネーション

前日の準備が終わり、帰る時間帯には恒例のイルミネーションが

230ブース

こんな感じで初日の朝を迎える230ブース

230ブース2

徐々にお客様が入場し、スタートです。

会場内1

あちこちに和やかな光景が見られ、先ずは安堵感

サンタコーナー

季節柄、正面にはサンタコーナーでお出迎えしました。

サンタコーナー2

お陰様で大人気!

ほぼ完売で、オーダーもいただき追加制作となっています。

2025干支

毎年このイベントより販売開始の来年の干支

これを求めるお客様も多く、今後はこの干支づくりが

メインとなって行きます。

小さなクラフトイベントですが、確実に認知され

出展者さんたちもそれぞれ固定客ができ、定着していくことが

主催者としては、一番うれしく感じます。

募金箱

昨年より実施した募金箱

今年もご来場者の方々より、ご協力いただく姿を拝見し、

頭が下がる思いです。

出展者の売り上げの一部と合わせ、社会福祉協議会へ

お持ちいたします。

さきがけ記事

こういったイベントを、毎年ご紹介してくださる魁新報社様

今年も掲載当日には、お客様も増えます!

つるかまブース

作品を手に、順番待ちのブースも

会場内3

こういう光景を目の当たりにすれば、主催側としては

ついつい笑顔が・・・

コーヒー販売

クラフトブース以外にも、コーヒーやスウィーツ系販売もあり、

大いに賑わいを見せていました。

会場内4

お陰様で入場者は、昨年の3割強となりました。

ご協力、ご後援いただいたすべての方々に、

感謝申し上げます。

また来年に向け、このクラフト展を継続します!

このイベントを終えて、一段落と行きたいところですが、

12月1日秋田市アルヴェで、一日のみのマルシェに出展します。

 

これが今年最後の出展となりますので、お近くの方は

ぜひお越し頂ければ・・・

サンタさんや干支の親子も補充して行きます!

制作に没頭週

冬支度もいつもより早めに済ませ、この週は

残り二つのイベントに向けた制作に明け暮れました。

グラインダー1

一番活躍してくれる、整形後に大荒研磨に使うグラインダーが、

なんとストライキ!

長年使って二代目ですが、回転が鈍くなり嫌な感じで・・・

ストップです!

原因はカーボンブラシと判断できますが、通常グラインダー等は、

ブラシ交換のキャップネジが外側にありますが、これには無し

グラインダー2

ネットで組み立て図を検索しても載ってないのでバラシ

グラインダー3

とても狭い面倒くさい場所にブラシが・・

しかも通常品と違い、スプリングも付いていないやつ

ホームセンターでもこのブラシは扱っていなく、ネットを

探したところやっと見つけました。

ブラシ価格より送料が高くつきますが、止むをえません。

こんなこともあろうかと、新品予備で作業には影響なし!

今リョービブランドは京セラに代わっていますが、

変更時の処分価格でゲットしておいた代物。

この他にも頻度の高い電動工具類は、リザーブを用意してます。

お陰で作業に影響なく順調に推移

トチ皿加工1

グラインダーは使いませんが、真っ黒けに煤けたトチ材

20数センチの浅鉢を加工中

トチ皿加工2

コブ材と見られ、ギラギラした杢が出てきました

この瞬間が楽しみですね!

トチ皿加工3

皿類は旋盤に取り付けたまま研磨をほぼ完成まで

トチ皿完成

うす暗くなった自然光で(拭きうるし済)

トチ皿2

照明下では更に杢が浮かび上がります!

トチプレート

こちらは30cm強の丸プレート

厚みが15mmほどなので、割れには契りを入れて・・

丸プレート

コブやらギラギラなど様々な景色が浮かび上がります。

トチ小皿

ついでに小皿も作りました。

レアウッドの端材で作ったペーパーナイフ

ペーパーナイフ

前回制作した分が完売したので、新たに二匹目のどじょうを

銘木小箱

こちらの銘木小箱もイベントの度に制作しています。

レアな材料ばかりで作っているため、いつも早い者勝ちです。

この他まだ色々作っていますが、この時期はやっぱり干支

干支巳

毎年小さな冬のクラフト展に合わせて制作開始です。

今回は白いトネリコ材で制作中です。

12年前はクロガキの縮み杢入りの貴重材でしたが、

今回は白蛇でいきます。

バットにも使われる、硬くて重いとても強度な材料で、

質感バッチリです!

これらの紹介した作品は、今週末の小さな冬のクラフト展

次週12月1日の、秋田市アルヴェのよりみちマルシェで

ご覧ください!

小さな冬のクラフト展