この一年に感謝!

雪が少なく寒さもほどほどで助かります。

12/25朝

今朝もほとんど積雪もなく、儲けものの年末です。

年々年末年始も簡略化、クリスマスに至っては無縁!

ただ孫たちへのプレゼントだけは続きそう・・・

所用で走り回ることが多く、本業に集中できない日々ですが、

2日間だけ集中できました。

丸物木取り

テーブルができるような大きな材ですが、丸物用の

木取りを一気に

カップ木取り1

カップ類を作るため、厚さは75~90mm

重くて大変ですが、帯鋸の力を借りて安全に

かたどり

ブロック状に刻んだワークは、バンドソーで

それぞれの形の外形を切り抜きます。

旋盤前ワーク

コーヒーマグとフリーカップに切り分け、

旋盤加工ができるように基準を作っている画像です。

旋盤終了

旋盤での加工は、フリーカップはほぼ完成形に、

コーヒーマグは取っ手部分の外周を加工できないため、

この後手仕上げで木地を仕上げます。

フリーカップ仕上げ

フリーカップは一足先に拭き漆仕上げへ

コーヒーマグ仕上げ前

コーヒーマグは持ち手の加工後面取りなどは、

刳り刃で仕上げ、研磨工程へ

スープカップ

スープカップも手掛けています。

大量のカップ類制作には訳があり、寒中を避けることに

あります。

気温が下がる寒中は、拭き漆などの塗装工程は

やり難いため、この時期優先してやっています。

サクラカップ

サクラのフリーカップに面白い文様が・・

ニコちゃんマークの口元のような形が浮き出てきました。

うるしを摺り込んでいくと、思わぬ出会いが待ってます。

残り少ない2023年ですが、この一年も

沢山の方々に出会い、お世話を頂き、

大変感謝申し上げます。

2024年は2月からクラフトイベントが入っており、

引き続き皆様方には、よろしくお願いいたします。

そして、どうぞよいお年をお迎えください!

材料のこと、貴重な端材のこと

積雪ゼロから一日で真っ白に!

ホワイトクリスマスは間違いなさそうです。

今週は余り仕事に集中できる時間が確保できず、

木の材料のことについて・・・

材料各種

画像の白っぽいのがトチ材で、大きさ150x28x3cm

上に並べたのが、仕入れたばかりの輸入板材

それぞれ大きさは異なれど、価格はほぼ一緒

材料比較

トチは縮みやギラっとした杢があるので、

通常のトチ材の2倍の価格で、国産材では高価です。

茶色のスネークウッドは33x4x1cmで、トチ材との

体積比は約80:1ですが価格は同じ・・

貴重な輸入材は国産材の80倍もするんです(単純計算で)

輸入は材

こういった材料でサンショウウオを作っている訳ですが、

年間百を超える数なので端材が大量に!

これまでは対処できずに殆どゴミとして・・・

どんどん価格は高騰、良材もどんどん無くなるので、

何とか有効活用せねばとようやく行動。

貴重端材

ワシントン条約に該当するような貴重材を中心に、

短冊状に木取りして組み合わせ。

オープナー接着

長いのはオープナーの刃に、短いのは柄として接着

接着部位は丸棒を入れて補強します。

オープナー完成

レターオープナーの完成です。

ココボロ

木ですが紙を切るには十分で、刃先は結構鋭いですよ。

スネークウッド

スネークウッド、ココボロ、ピンクアイボリー

ディスクにレアウッドのステーショナリーは

様になりそうかも・・・

塊部分は別アイテムに変化

イヤーカフ

旋盤加工でイヤーカフの出来上がり

シルクウッド

内径は10mmと12mmの2サイズで、

スリット幅は約4~5mmです。

スネークウッドイヤーカフ

金属アレルギーの方にはうってつけ

こちらもスネークウッドやピンクアイボリー、

ハワイアンコア等使ったものです。

徹底して磨き上げたレアウッドの輝きは、

宝石とは違った温かみが感じられます。

干支づくり

干支の親子も大部出来上がりました!

干支親子

このあとも、まとまった数の制作があるので、

なかなか本来の補充制作に掛かれず焦り気味。

今年から2月のイベントが入っているので、

冬でもゆっくりできない日々となりそうです。

 

 

 

 

平常な日々到来

アップルロード

先日いつも行く果樹園へ、リンゴの発送依頼に

晴れ渡り、鳥海山がくっきりだったのでパチリ

一時リンゴの作が心配されていましたが、遅く収穫した

物が沢山あったので、無事孫たちに発送できました。

今年予定したイベントすべてといぶりガッコの

漬け込み作業も終わり、ようやく平常に戻りました。

いぶりガッコの様子を少し

洗い方

燻した大根の洗い方で、1本漬け用130本

スライスして生漬け用約30本をゴシゴシ

洗い完成

洗い過ぎずかつ汚れも落とし、良い加減に

切り方

お年寄りが多く歯が丈夫でないため厚切り厳禁

通常の3倍は刃を落とさなければなりません

研いだ包丁の切れ味のお陰で、作業もスムーズに・・

切った大根

どでかいボウルに山盛り二つ、家内と二人で

15kgやっつけました。

漬け込みよう

1本漬けはどでかい容器に、約20本前後

これを6樽漬け込み完了し、後は漬かるのを待つのみです。

これが終わってようやく一年行事の締めくくり!

本業も再開し、ご注文品や新たな依頼も来ております。

ハートネックレス

久しぶりにハートネックレスの制作

これは山形県内にある隠れ家的なお食事処の依頼分

ホントに久々だったので、予習をしながらでした!

ハートネックレス完成

一部の画像ですが、依頼分と在庫分が完成です。

飾りボタン

バッグの飾りボタンの依頼もあったので、少し手を入れて

表面はどちらもノミ痕を残して・・・

神代ケヤキとサティーネです。

サンショウウオオブジェも殆どなくなったので制作

サンショウウオオブジェ各サイズ

現在制作している各サイズで、4~5cmから30cm位

今回は中ほどの8~11cmサイズのオブジェ

サンショウウオオブジェ制作中

切り抜いたオブジェの厚みは2cm

薄く整形する部分は、バンドソーで予め切り落とします。

(危険なのでマネしないでくださいね)

整形中

左の大雑把な荒研磨から、細かい隙間の整形作業

右の状態にするには歯医者さんのような道具も使い

地道に根気よく・・・

11cmサイズ

ミズメとヤマザクラ

どちらもサクラが付きますが、全く別の属です。

11cmサイズ2

アンズと神代ケヤキ

11~12cmサイズは一番粗目が目立つ(仕上げが面倒)ので、

気を使う連中です。

9cmサイズ

9cmサイズのエンジュ、クリ、カヤ

クリ9cm

杢入りのクリ、とても硬かった!

カヤ9cm

樹齢400年を超えるカヤ、年輪の幅は0.5~1mm以下の

超緻密な貴重材で作っています。

これで展示室も賑やかに!

今週は干支の辰の制作

まだ予定数に達していないので、まだ行き渡らない

方々の分をコツコツです。

 

 

今年の閉めイベント

今年の閉めとなる一日だけのイベントで、奥州市

えさし藤原の郷へ行ってきました。

20231204

数日前にドカンと降った雪の横手からスタートでしたが、

路面の凍結もなく、江刺は雪もなく助かりました。

会場内1

いつものクラフトイベントとは雰囲気が段違い

会場内2

テーブル一台のブース設定の条件でしたが、

230は品数が多く、とても展示しきれないので、

わがまま言って広いブースにしてもらいました。

ワシのオブジェ

ワシのオブジェも追加制作して仲間入り

前週の小さな冬のクラフト展で買いそびれた

ご常連さんに無事渡りました。

生き物コーナー

大きなテーブルを借りたので、生き物コーナーも広々

ホエールテール

ホエールテールもこの一週間で新規制作

こちらも同様に前週手にできなかったご常連さんへ

こんなわけでご常連さんが数組一同に重なりましたが、

今回はゆったりムードだったので、ご常連さん同士の

交流もでき、230としても嬉しい時間でした。

会場内3

会場内を見渡してもご来場者はまばら

駐車場には結構車が入っているのですが、2F会場には

なかなか上がってくる人は無く、ほとんどが他の施設が

目的のようでした。

覚悟はして行ったのですが、超まっ~たり!

時間つぶしで売店へ

南部鉄器

メディアでもよく目にする南部鉄器

コーヒーのお湯を沸かすのに良いサイズだったので買い気に!

聞いてみたところ急須なので、火にはかけられないとのこと

残念でしたが断念しました。

3時終了だったので、5時過ぎには自宅に帰還し

さほど疲れも感じず、今日に備えられました。

さて今日からいぶりガッコの漬け込みイベント

今日は燻した大根の洗い方と生漬け用の大根を

数十本スライスカットの予定

包丁研ぎ

途中で研ぎをするのはロスなので、家内と二人分

朝から包丁研ぎ

研ぎ完成

中荒、仕上げ砥石で研ぎ上げこれで万全

洋・和包丁いろいろ使い勝手は有りますが、

とりあえず切れっ切れのブレードをチョイスでした。

どあっぷ掲載

フリーペーパー”どあっぷ”12月号に

230が掲載されています。

もし目に触れましたら覗いてみてくださいネ!