例年一番雪の多い時期ですが、今年は殆ど雪が無く
順調に制作が進みます。
仕上がり全体が、予定より4~5日前に来ています。
前倒しで次の箱モノの木取りへ掛かりました。
このカトラリーケースは何十枚もの板材を作るのですが・・
やっちまいました!
最後の幅出しをする際は縦切りに変更します。
あと2~3枚の時、切り落とした木っ端を
拾おうとしたとき、パチッと何かが当たった感覚。
手を見たら親指の先1cm下に2cm強の赤い線
鋸刃に触れていました!
確認したところ傷は浅く、出血も少なかったので
そのまま押さえて残りを片付け、ざっと掃除まで・・
ただ鋭い刃の切り傷と違い、刃幅約3ミリの鋸刃なので、
傷が挫滅だったため、大事をとって病院へ!
長くなるので後半は作品紹介の後に続きます。
皿物の制作でした
木取りをし、基準を作った皿物数々
旋盤をブンブン回しながら、裏表と30数枚加工
研磨も細かい個所を除き、回したままやります。
先に加工しておいたナチュラルエッジボウル木地
そしてオイル仕上げしたボウルと完成した皿木地
細かな仕上げと拭き漆をして完成です。
サクラとエンジュのナチュラルエッジボウル
長年作っていますが、根強い人気があります。
コースターや豆皿としても使えるふっくらタイプ小皿
10cm~13cmサイズです。
花形皿は杢目を意識した材料で
18cm前後で作っています。
神代杉の小皿はなかなか珍しいと思います。
22cmのケヤキの高台皿は、特徴的な股杢部分で
トチの白い皿類も綺麗です。
11cm~15cmで様々作っています。
こちらも高台付きの小皿は11cm~13cmで制作
エンジュとサクラを使用
抹茶でコーティングしたペカンナッツを載せて・・
綺麗な肌の小皿なので、見てても楽しいです!
さて今度は指の後半
15時過ぎてからの病院だったので、整形外科の医師は
全員オペ中ということで対応不可。
総合内科の女医さんが対応してくれました。
傷の中の遺物の確認でレントゲン撮ったり、抗生物質の
点滴したり・・・
傷の洗浄中にオペ中の整形外科医が様子を見に来てくれました。
女医さんに指示し、できそう?とか何やら会話
こちらは少々不安になりますが、結局女医さんが縫うことに
指先なので麻酔の注射の痛いこと!
3針の予定がなんと丁寧に5針も縫ってくれました。
そういえば会社員時代の若い時も、同じ右親指の皮を
大きく剥がした時も、診療時間外で担当医が不在で、
若い内科医に縫ってもらったことを思い出しました。
何かと研修医や専門医以外の実験台?になることが
多いような気がします。
今日はヘボなことで長くなりましたが、お陰様で
指も曲がるし、痛みもないし、指先も使えるので、
翌日より仕事はやっておりますので、今後の
制作活動には影響ありませんのでご心配なく!
似たようなことをしている方は基本を忠実に!
電源を切ってから止まったことを確認し諸作業してください!