朝の冷え込みが強くなり、冬近しを感じます
夏場は貧そな姿になったナスタチウムは復活
ヤブコウジの実も真っ赤に
サルナシの実は豊作で、食べころになりました。
底を付いてしまったもてなしプレートは、手間がかかるので
イベント時期は手が掛けられません。
黒染めのオーダーを頂いていたので、この時期に
補充を含めて制作しました。
取っ手部分の自立するこの木取りも重要
20セット分で40個、仕上げまで時間が・・・
最も重要なのはベースとなる薄板材
板厚8~9ミリに仕上げますが、反りが発生しないよう
材料を見極めるのが難しい。
今回は1枚のロスを出すこともなく木取り出来てホッ!
仕上げた部材の組み立てですが、取っ手の補強の穴あけ
角度のある面への穴あけは、画像のようなポイントの
ドリルでなければ難しいので、木工やる方は
鉄鋼ドリルのようなポイントのドリルではだめですよ。
竹くぎを作って取っ手の補強
打ち込んだら木口から接着剤が出てくるようだと
確実に強度が出ますので・・・
オーダーのプレートは黒染めで
鉄漿液で染めますが、半透明な液を塗った瞬間は左の薄い黒色
30秒もすれば右のように濃い黒色に変化します。
最終工程は拭きうるしで
クリの黒染めもてなしプレートの完成
同じクリのタメ色での拭きうるし
クリより少し大きくしたケヤキのもてなしプレート拭きうるし
3タイプ制作したので、暫く在庫には不自由なしです。
副産物も誕生です。
風情も楽しめるケヤキのプレートは、もてなしプレートの
木取り時に切り落とした端材を使用
こういった端材に魅力のある材料が多々です。
トチのスポルト材のプレート
緑から黄色のグラデーション、サルナシの葉っぱです。
気候的に仕事がしやすいので、どんどん新作完成の予感です。