ボタンを2タイプ

横手のサクラも満開となり、冬囲いもようやく

工房開放

第2工房も解放され、きれいな空気で一服できます。

日よけ・雨よけシートもサイズアップされ、

雨降りでもバーベキューが心配なくなりました。

今週は久しぶりにボタンを作りました。

足の速い人気の2タイプですが、作り方は

真逆の工法になります。

エンジュ木取り

まずエンジュは丸太から板状に木取り、角~8角

そして円盤状に整形します。

ブナ木取り

ブナは角材から丸棒に加工し、スライス後立体整形

樹木を横から加工するタイプと木口から加工するタイプでは、

杢目が全く違います。

エンジュ研磨

左がペーパー仕上げ、右がそれを研磨スポンジでの加工後

穴あけ

そして穴あけ~面取り加工

通常の木工用面取りカッターは、加工面がブサブサで

バリも立ち、後処理が大変になりますが、

画像のカッターは違います。

特殊な金属を加工する刃が20枚も付いているカッターで、

面倒な後処理がいらなくなります。

そんなこだわり加工も刃物好きから・・・

木地完成

完成したボタン木地2タイプ・4種

こんだけ細かな作業が連続すると、さすが首・肩・指が

悲鳴を上げますが、喜んでもらえる顔を想像すれば・・・

拭き漆

算盤玉作りのような自動機があれば簡単ですがね!

1個1個漆を刷り込み、研磨してまた・・・

漆を吸い込むと杢目も鮮やかに

エンジュ30、25ミリ

30ミリと25ミリのエンジュ、白太使いの隈取模様

ブナ30,25

こちらは30ミリ、25ミリのブナ

木口面を加工しているので、木の導管が模様に現れます。

手間のかかるアイテムですが、これより小さなサイズも

おいおいと・・・

残念なお知らせですが、たざわこクラフト市が

秋に延期となりました。

10月~11月になると思いますが、日程確定までは

しばらくお待ちください。

そして

手創る市

あきた芸術村の手創る市は、予定通り5/1~5/2

開催いたします。

お近くの方、それ以外の方も見に来てくださいネ!