タタミベンチが完成

一度は自ら登って枝打ちしたブナの木

体力・技量・安全性を考えプロにお任せ

ブナ枝打ち1

昨日より作業開始です

枝打ち2

電線に掛からない程度にコンパクトに

今の時期でなければ、これだけ詰めることはできません

枝打ち3

高い細い枝まで登っていますが、まだまだ高い木も・・・

数日かかる予定です。

取り掛かっていたタタミベンチが完成しました。

枝整形

ご指定のウワミズザクラの脚用部材

木口を南京カンナで円形に整形しています。

テノンカッター

テノンカッターで丸ホゾの加工

ホゾ加工

丸ホゾの加工をした脚部材

楔用割り

ホゾ組した後にくさびを入れる割りを加工

脚部材

ホゾ穴を加工して脚の部材の完成です

仮組

仮組をしてみたところ良好

この後座板のホゾ穴を加工し本組へ

楔

組んだ最後は抜けないように楔で補強

ボンドは溢れ出るほどタップリとが重要

ホゾ仕上がり

仕上がり状態はこんな感じになります。

ベンチ完成1

座板には回し縁を施し、タタミはその中に入ります。

ベンチ完2

ベンチ完3

二人がゆったり座れます。

ご要望通り、立ち上がる時も楽な高さに仕上がってます。

タタミを取り除くと

トチのテーブル

良質のトチ材の一枚板のテーブルに早変わり

喜んでいただけると幸いです。

 

いろいろあった一週間

一昨日の揺れは大きく長く、久々に心配しました。

節目の10年ですが、改めて備え等を再確認です。

週末は素晴らしい快晴でしたが、天気が良いと道路の雪もなくなり、

スノーダンプでの用水路への運搬ができなくなります。

快晴が逆効果にもなりましたが、徐々に雪も上から下から

雪解けが始まります。

大雪の被害で実家のカヤの大木も・・・

幹が折れているので見てくれとの連絡が、

早速行ってみると

カヤの木被害

除雪で盛り上がった雪山に上ると😨

一番太い幹が雪の重みで裂けています。

太い分枝も大きく多いため、耐えきれなかったのでしょう。

400年以上の髙橋家にとって御神木のような存在なので、

何とかせねばと・・・

素人ながら裂けめから伐採しなくても、枝を少し落とし

ロープで裂けめが広がるのを固定すれが大丈夫かも?

自分では知識、道具も不備なため、知り合いの

造園師に来てもらい相談したところ意見が一致。

近く予定を立ててもらい、薬剤処理までお願いし

何とかなりそうなので、その様子は後日!

家内からもお願いが

ダイコン掘ってきてくれない?

と言っても自家用ではなく、近くの姉の家の畑です。

越冬野菜などことごとくお世話になっていて有難い。

ダイコン畑

杭の部分がダイコン養生の目印、果たしてどこまで掘れば・・・

ダイコン掘り

幅1m、長さ2m超を掘り進んで30分、

ようやく畑の地面にたどり着きました。

掘り込み深さ

圧雪が160cmあり、Tシャツ一枚でやりましたが、

この日は暑く汗だくで良い運動になりました。

掘ったダイコン

姉の家と230、そして娘の家に分配です。

リーフ皿も完成です。

拭き漆リーフ皿

ご注文のリーフ皿の漆仕上げです

リーフ皿

大きなサイズから木取りしたので様々な杢目があり、

それぞれの味が出ています。

リーフ皿使用例

230はこんな感じで使っています。

リーフ皿完成

70枚作った内の注文分50枚は、少し寝かせて

うるしの匂いを和らげて、あとは包装のみです。

そして次のご依頼品は

ベンチ材

タタミベンチの材料準備

お預かりしたタタミサイズに合わせ、トチの座板と

ご指定のウワミズザクラの脚用部材です。

材料もギリギリなので、ホゾ組等も慎重に・・・

そして

枝豆箸置き

こんな細かな樹種指定の枝豆箸置きも只今製作中!

手に感覚が命なので、比較的暖かい日に作業しています。

明日からまた荒れそうな天候ですが、ほどほどに願います!

新作の八角皿

先日の2月5日、横手は観測史上積雪最多記録を更新

203cmとなり、除雪しては降り積もりいたちごっこです。

最多積雪203cm

玄関前は3m以上の雪の壁

今日も吹雪ですが、税務申告の初日に出かけ無事終了

一息ついてブログ更新です。

今日は前回の八角皿の続きです。

八角皿裏加工

八角に切り出した材を旋盤で裏面を加工

表面加工

今度は反対にして表面を加工します。

真ん中は残しておいて、リムを彫った後から

再度旋盤で中央部分を仕上げます。

リム彫り込み

八角の角に切り欠けを施し花びら状に整形

そして丸刀でリム部分を彫り込みます。

この時刃先が中央の平面に当たるので、掘り込み後に

中央のみ旋盤仕上げをします。

こんな感じで4枚製作

ケンポナシ

ケンポナシの花びら八角皿

仕上げは植物性のセイフティーオイルで1回目、

2回目は、乾いてから木を保護する役目の

ブッチャーブロックコンディショナーで仕上げています。

サクラ八角皿

旋盤の画像に付いていたサクラの花びら八角皿

八角皿の裏側

裏側は16角に仕上げています。

クルミ

こちらは花びら加工無しのクルミ八角皿

キハダ八角皿

キハダの八角皿は上のクルミ同様に、底面も総彫りです。

キハダ彫り痕

全て中央に向けて彫り込むため、逆目になる個所もあり、

彫り方としてはかなり気を使います。

丸刀の切れ味を感じ取りながら、彫り痕を確認し

納得の新作になりました。

手間と時間は掛かりますが、こういう皿のバリエーションも

今後増やしたいですね。

 

もうすぐご訪問者10万人!

週末の心配された暴風雪も過ぎ去り今日は快晴!

天窓

天窓からは明るい光が差し込んで、春が近いことが・・・

今朝は降雪もなかったことから除雪作業もなく、

早めのブログ更新に向かってます。

毎年市内のお店より、バレンタイン向けの干支の

ご注文をいただいています。

干支納品分

トラブルもなく親子セットが出来上がり、今期の

干支製作も一段落です。

こちらはただいま製作中のケヤキリーフ皿

リーフ皿切り出し

ご近所の方より記念品用にと50枚のご注文分です。

昨秋、座卓用の2m以上のケヤキ材を薄板に加工し、

養生した材をケガキ線に沿ってカットしています。

リーフ皿50枚分

不向きなものは取り除き、60枚余り切り出しました。

サンダー掛け

そして切断面の粗研磨

両面取り加工した後、仕上げは手作業となります。

まだまだ先の工程がありますが、気分転換をしながら

数も数なので・・・

気分転換①

娘から提案され製作した花縁飾りのある皿でしたが、

今度は八角のリム皿を

八角木取り

え~っと八角形を作るには・・・

360度を8等分して・・・

たまには忘れかけた算数の計算をしたり・・・

ボケ防止にもなるかも?

22.5度の三角定規をガイドにして4枚木取り

八角皿木取り

クルミ、サクラ、ヤマナシ、キハダです。

気分転換②

ナチュラルエッジボウルも木取り

アカシア

アカシア材はチェーンソーでまずは大雑把に

エンジュ木取り

こちらは大量に手に入ったエンジュ

大雪の横手ですが、屋外に雪の無い地面は不自然ですねえ?

目の前に穴場のこんな場所もあり、丸太材はここに保管

ボウル材

バンドソーで粗取りし、工程の合間を見ながら

旋盤加工の出番を待ちます。

※もうすぐご訪問者10万人!

2013年より開設したHPとブログ

お陰様であと50~60人でご訪問者10万人となります。

ほんとにありがとうございます!

今日か明日か?・・・

今後も続く限り作品等をご紹介し、更新続けますので

よろしくお願いします!