作品補充製作

今年の残すイベントはあと二つ

今週末の秋のくらふと散歩(秋田ふるさと村)に向けて、

あれこれ作ってます。

スプーン彫り

サクラで大きいスプーンの掘り込み

いつも追われている品の一つです。

コブ材花器

コブ材の花器も木取り

トチコブ材

このトチのコブ材は超目玉材で、使うの勿体なかった~

カップ材

カップ類もクルミ材で一気に木取りです。

今回は掘り込み後に一手間掛けたカップも

カップの外周彫り

外周を鑿で彫り込み仕上げに

鑿仕上げ 

カップの彫り込み仕上げは初めての試みでしたが、

理想通りに上がり満足!

拭き漆

スプーン、カップ、花器は全て拭き漆仕上げ

まだ塗は続きますが途中の仕上がり画像を

トチの花器

半端ない杢目が浮き上がってきて、仕上がりが楽しみ

クルミカップ1

カップも漆を吸い込んで良い雰囲気に

クルミカップ2

部分的にブロンズのような仕上がりになってます。

あと2回ほど塗り上げれば完成かな。

週末のイベントには全て間に合います。

見に来てください!

くらふと散歩

 

紅葉の夏油てしごと市

紅葉の進む夏油スキー場で、てしごと市が開かれました。

初日は曇り空で肌寒かったのですが、2日目は秋晴れで

両日とも大勢のお客様で賑わいました。

ブース

準備の終わった230ブース、屋内はテント張り作業もなく

時間に追われることなく余裕で完了。

ドーム内

ドーム内展示で、隣との間隔もゆったり

来場者

曇り空でも来場者は多く、皆さん冬構えの出で立ち

暖房が入るとのことで比較的薄着で行きましたが、

室内でもやや寒さを感じた一日でした。

今年初めての岩手県、久々に駆け出しのころ大変お世話になった

大先輩にお会いし、元気な姿で現役バリバリを拝見すると、

まだまだ頑張らねば!

仕事も大事ですが、目の前に山があるのを見ると

なかなかブース内にジッとしておれません。

スキー場脇を歩いてみると

クサウラベニタケ

ありました!キノコの群生です。

シメジに似ておいしそうですが、よく食中毒例のある

クサウラベニタケでした。

今年も産直で、購入した方が食中毒を起こしていましたね。

プロでも間違うキノコです。

クラフトばかりでなく、目当てのものを食べたり、

キノコ採りをしたり、楽しさいっぱいの夏油です。

2日目の朝もスキー場へ向かう道脇でキノコ探し。

落葉

いつもの場所にありました!

大半が少々時期が過ぎ気味でしたが、それでも20本ほど

ハナイグチ(ラクヨウ)をゲットして2日目の職場へ。

雲海

駐車場からは雲海が広がる眺め

スキー場

早朝のスキー場の眺めは、とても気持ちのいいものでした。

このあとゴンドラは、長蛇の列が終日続く賑わいでした。

絶好の紅葉日和となった2日目は、大勢の来場者で

館内も大賑わい。

一時集中の午後は少々慌てるときもありましたが、

何とか良いクラフトで終了することができました。

アジサイ

前回のにかほっとから花器類が好調となり、

次回の秋田ふるさと村まで、コブ材の花器は必須アイテム。

いろいろ製作予定アイテムはありますが、マイペースで

作り続けます。

 

 

にかほっとクラフト市は

台風14号の影響が無くなったものの、強風の心配が

行く前から・・・

向かう車中からからは木々が大きく揺れるのが確認でき、

自動車道も横風を受け超心配。

が、自動車道を降りたところから現地に入ると、

会場は嘘のような無風の現実でホッ!

順調に準備も完了

ブース2

雨も風の心配も全くなさそうで、あとは来場者の

心配をするだけ?

飛島

海も穏やかで飛島も近くに見えます

男鹿半島

男鹿半島もヒョッコリ

鳥海山

東からの風だったので、鳥海山が盾になってくれたのかな?

会場内

青空がだんだん広がり、穏やかなクラフト日和

会場へはご当地ヒーロー、超人ネイガーも登場

ネイガー

230ブースへも立ち寄っていただき、オオサンショウウオを

宣伝していただきました。

仕上がりのツルツル感に興味を示し、自ら製作する

コスチュームの磨きなどしばし談義をしたり・・・

初日は秋田ふるさと村へお越しくださったリピーターさんも

多く、まずまずの心地よい一日でした。

にかほっとではもちろん毎度カニが楽しみ!

ズワイガニ

自宅に戻っての一杯は格別でした。

ここ数年来、最高の美味のカニさんに巡り合えました。

翌日はこの味をクラフト仲間に味自慢

おやじ衆3人でカニ屋さんの開店同時に直行

それぞれゲットして帰りまでお預かりしましたが、

それぞれの味は如何だったのかな???

クラフトも大事なのですが、魚貝がおいしいお店が

沢山あるので、売り切れ前に目的の魚を求めて

予約しておく仕事もあり、朝は落ち着かない230でした。

2日目は案の定230にとっては、あるあるのパターン。

初日はクラフト目的の方、2日目は行楽がてらの方が多く、

久々にの~んびり1日を過ごして少々疲れ気味。

2日目夜も連チャンのカニさんで一杯でしたが、

前日の味には今一つ敵いませんでした。

クラフト市は続きます!

夏油

今度の週末は、今年初めての岩手県夏油てしごと市です。

たぶん紅葉も始まって、両方楽しんでいただきたく

お待ちしています!

番外編

今年初めてのキノコ

にかほっとの前日積み込み前、少し時間があったので

すぐ近くの散歩コースの山へ。

モダシ

ワラビを採ったりする場所ですが、ヤブ脇を覗き込むと

ありました。

ナラタケ(モダシ)です。

群生はしてないものの、探してみるとあちこちにポツポツ。

ナラタケ収穫

本格的キノコ採りではなかったものの、1時間ほどで

結構な量が採れました。

早速今季初の納豆汁に

納豆汁

ナラタケに勝る納豆汁はあり得ません!

そして先週の新作は

フェザーネックレス

フェザーネックレスを少し製作しました。

画像はピンクアイボリーとイエローハートの

超レア材のコンビです。

夏油でご覧いただければ・・・!

 

クラフト展の合間は

ようやく雨が冷たく感じる季節になりました。

秋田ふるさと村、まつやま大手門と2週続いたクラフト展も、

次週の”にかほっと”までは1週空き助かりました。

本来は秋彩こみちも入っていたのですが・・・

沢山の作品を作りためたつもりでしたが、2回の

クラフト展で在庫不足に陥った作品も・・・

まずはフォトフレームを補充製作

フレーム材

右の黒い材は古い桶材、左はコブの入り混じった

畳1枚ほどのケヤキ材を惜しげもなく木取りしてます。

ケヤキ隅加工

窓抜きから面取りまでは機械の力を借りますが、コーナーの

Rが嫌なので、切り出しで左のようにきっちりとコーナーを

作ります。

桶材コーナー

桶材は面取りも切り出しで仕上げていきます。

あとはひたすら塗装前の下地作りで、ケヤキはオイル、

桶材は拭き漆で仕上げます。

2Lケヤキ

2Lサイズのケヤキフレーム

Lと2L

Lと2Lで、キノコの写真をプリントすると、無性に山へ

行きたくなりますが、我慢が続いています。

Lケヤキ

Lケヤキ2

色目もよいケヤキ材で、瘤や節穴などを活かし

形も異形に仕上げてます。

桶材

とても評判の良かった桶材を使ったフレームです。

Lと2Lサイズで、右の2Lの写真はクマヤナギの実

ブドウのように見えますが、ワラビの季節にこんな実を

見つけることができます。

自分で撮りためた写真を褒めてくださる方もおり、

写真選びにはそれなりに慎重に・・・

L桶材

L桶材2

古材には拭き漆が良く合い、しっとりとした風合いが

何とも穏やかで、人気作品になっています。

そしてヤマザクラの樹皮の花器も品薄に

樹皮の花器

各サイズ編み上げたところまで出来上がっています。

この一週間、県内や山形県より工房へのご訪問者が

数組あり、また第2回”小さな冬のクラフト展”の

初回ミーティング等、何かと忙しかったのですが、

合間を縫って週末の『にかほっとクラフト市2020』までは

間に合いそうです。

にかほっと

10/10~10/11両日は、道の駅象潟に隣接する

『にかほっと』でお待ちしてます!

秋田、山形両県の作家によるクラフト市です。