新作フォトフレーム

梅雨といえばアジサイですが

ナツツバキ

この花ナツツバキも良いですね!

毎日の花殻掃除は嫌になりますけど・・・

梅雨空の晴れ間を縫って、サクランボの産地三関へ

小島農園

毎年通い続けている馴染みの農園です

サクランボ

見事に大粒が連なっていましたが、ここより北の地域は

かなり量が少ないとか・・・

土曜日だったので、県外ナンバーもかなり見受けられました

双子

これは双子ばっかりですが、孫たちが発見すると喜ぶと思い

いつも数個忍ばせて送っています。

サクラにサクランボ

サクラ尽くしで一枚でした。

 

先日、工房開設以来お世話になっているカフェギャラリーより、

久々に時計が出たと代金を・・

地方をまたぐ移動が解除となり、直後の千葉からの

お客様とのことでした。

皆さん待ち望んでいたのですね!有難いです

補充の時計と他にフォトフレームを在庫分委託したら

フレームの在庫が・・・

久々のフレームのお仕事に

いつもの広葉樹の耳付きタイプは

エンジュ

耳の白太部分は鑿痕を残したエンジュ

サクラ

皮付きのサクラ

ケヤキ

変形のケヤキの縁にも鑿痕を入れました

アンズ

耳には虫食い痕の模様の入ったアンズ

密度が高く、とてつもなく重たい材料を使っています。

ここまでは従来のタイプで、新タイプはこれから

桶材

大きな桶樽の解体材です。

これを何かにと前々から考えていたのですが、

フレームの製作にあたり変身させる案が浮上しました。

これは秋田の義兄の実家で使っていたもので、姉が

何かに使えるのではと持ってきてくれた材料なのです。

フォトフレームにして帰せば先祖の使ったものをいつまでも・・・

桶樽フレーム

桶なので湾曲しているため加工は結構面倒

でもこの湾曲が素晴らしさも発揮します。

桶樽2

杉材ですがとてもめの細かな良材で、間違いなく

昔の天然秋田杉を使っています。

桶樽横

窓には立体的に面取りを入れ、拭き漆で仕上げています。

材料提供者にはいきますが、販売用も製作していますので・・・

まだ材料もあるので他にも何か変身させたいな。

 

スプーン、フォーク製作

梅雨の時期はやはりこの花が似合いますね

アジサイ

鉢植えトマトも順調に

鉢植えトマト

今年の前半はイベントがないことから、

水やりの心配もなくトマトを植えました。

トマト結実

鉢植えでも立派に育ってます。

今年に入り町内を徘徊する不届きもの

キツネ

とてもまずそうな赤いキツネ

冬場のふんわり感がなく、可愛くねぇな!

 

この間訪問いただいたお客様のフォークの本数が足らず、

スプーンとフォークの補充をしました。

木取り

端材の方が倍以上、木工は歩留まりが良くありません

バンドソーカット

木取りした材をバンドソーでカーブをカット

バンドソー後

フォークとスプーンのカットの仕方は異なります

形状ケガキ

そして形状をケガキ

スプーン彫り

スプーンはひたすら彫り込み

形状カット

形状をつくり、この後は切り出しナイフ等

様々な手道具を駆使し形にしていきます。

磨き完成

磨きは電動も使いますが、仕上げはやはり手仕上げで

カトラリー製作の大半は磨き工程です。

そして拭き漆の繰り返しで

カトラリー完成1

カトラリー完成2

様々なタイプのスプーンとフォークが完成

使用材はヤマザクラとアンズです。

 

そして父の日のプレゼントに

ツナギプレゼント

工房のロゴ刺繍の入ったツナギが送られてきました。

何か仕事で使えるもの、と息子が・・・

これでまた製作意欲が高まり、新作も増えていきそうです。

 

秋からのイベント情報です。

9月からはボチボチ開催の兆しがあります。

確定ではありませんが、延期をした秋田ふるさと村、

昨年中止のかくのだても開催の方向で動いています。

そして数か所から9月、10月の募集があり

応募しておりますので確定したらアップします。

開催を心待ちにしているのは、お客様も作家も同様

実現しますよう祈ってます!

追加

ブログ更新終了後、娘が来ました

一日遅れの父の日プレゼントを持参で

手ぬぐい

こちらは手織りのガーゼ風のふんわり手ぬぐいです。

手ぬぐい好きの230には持ってないタイプ。

これからのシーズンには、汗取り&日焼け防止に活躍しそう!

子供たちにありがとうです!

 

 

 

ランチプレートのオーダー製作

乾いた地に良い雨と思いきや梅雨入りです

ナツツバキ

そして咲き始めたナツツバキの花殻の掃除の始まり

プリンセスダイアナ

チューリップのようなクレマチス、プリンセスダイアナ

あまり多くの花は付きません

気品が高く、安売りはしないのかな?

カキラン

カキランももう少しで花の穂先が出てきます。

今年の梅雨ははたして空梅雨かじめじめか・・・

オーダー品のランチプレートに掛かっています。

いつもお世話になっているお客様より、新しい生活スタイルに

合わせたランチプレートのご相談がありました。

工房にお越しいただき、ご要望をお聞きしてあとはお任せで

ケヤキ板

厚さ9cmのケヤキ材、幅は36cmのため230の帯鋸では無理

近くの製材所で所定の寸法に製材し、数日様子を見ています。

大きな変化は無い良材なので加工開始

テンプレート

ご要望の中で、料理の汁等混ざらないよう仕切りがあれば

ということで製作したのが上のテンプレート

あとは所定の深さまで彫り込む作業です。

掘り込み終了のプレート

数回に分けて回転数を調整しながら彫り込んでいますが、

コーナー部分には焦げ跡が残ってしまいます。

木の材質、刃物の切れ味、様々な条件はありますが

焦げ跡無しに加工するのは至難の業で、今回は

うまくいった方かな・・・

型抜き

外周を切り抜き、縁の整形加工が終わったところ

研磨

あとはひたすら焦げ跡が無くなるべく磨くのみ

動力と手作業のバランスを取りながら徐々に

面全体を一律に磨かないと平面が壊れてしまいますから・・

拭き漆

磨きに2日ほど掛かり、1回目の拭き漆開始

左端の塗る前の木地と濃い方が塗り終わったものです。

3回目拭き漆

乾いたらその面をまたペーパーで磨き拭き漆

それの繰り返しで画像は3回目が終了したところ

光沢が違ってきますでしょう!

完成?

乾ききってから判断し、あとどれくらい?

お客様へ納品する前にお披露目してしまいましたが、

お渡しするまでまだもう少し掛かりそうです。

ケヤキ皿いろいろ

蔓バラ系もそろそろ終わりに、今度はクレマチスが

アバンダンス

アバンダンスも踊り始めました

サルナシ

サルナシの花も

花の形は実の断面と同じ、キィウイそっくりです。

先日、面識のない方より突然の電話

エンジュのオオサンショウウオを新聞掲載で見た方からでした。

エンジュの木を伐採したから使いませんか?

それも工房まで運んでくれるということで甘えることに

エンジ伐採木

樹齢40年余り、20cm強程の役に立つ材料です。

実はこの方は伐採のプロで、伐採の時期も熟知

敷地内の電線に触れそうになったので、処分したそうです。

こんなところにも新聞効果がありました。

そして新聞掲載でご購入いただいた方から、今度は別注の

ミニ干支

干支のミニセットの完成です。

親子比較

全て子供サイズで製作し、丑と寅はその年までお待ち頂くことに

久々の干支製作でしたが、何とかモノになりました。

先週削りと塗り方で、ケヤキの皿がいろいろと上がりました。

簡単に説明を

皿裏加工

最初は皿の裏面を仕上げ

表加工

裏を基準に表面を仕上げます。

手仕上げ旋盤での平らな薄皿は、難易度が上がります。

パスタ裏加工

パスタ皿の裏加工はこんな感じに

木地完成

今回は板皿のような薄皿プレートタイプが中心で、

ケヤキのほかナラでも製作したいます。

塗り~磨きを繰り返し拭き漆の完成です。

23cmパスタ皿

ケヤキらしい木目の23cmのパスタ皿、21cmも作ってます

ケヤキ平皿

こちらも23cmのケヤキの平皿

外周に縁を加工しており、ワンプレートとしても

ナラ平皿

ナラの20cm平皿

平皿大小

同タイプで13cmの小皿は取り分け用にも

ケーキ皿

ケーキ皿としてもジャストサイズの作っています。

大きさ、縁の高低違い、いろいろ作りましたので、

気になる方はご連絡ください。

工房整理

工房の端材整理をしました。

これでもごく一部ですが、結構使える材料も入ってます。

知り合いの工房へ行き、薪になったり或いは作品になったり?

整理後工房内

少しは広くなった気がします。

 

 

工房の外周改修

いよいよ夏ですかね~

昨日真夏日となった横手、初夏の花たちも一気に

20200601-1

クレマチスの白雪姫

ゴールデンエバー

蔓バラのエバーゴールドもあと少し

コロナ禍では逆にいろいろとできることが次々と

工房外回り

玄関わきの木工設備のある第一工房の防雪ネットが

以前から家内よりみっともないと指摘を受けていました。

ネット部分は次の作品となる材料の一時保管場所で、

雪が入らなければいいやと当初から簡単にしてましたが・・・

時間のある今年は忙しいからと言い訳できませんから

ナット外し

ネットを外し、何年分の隅々のゴミと端材を整理

骨組み

外枠の角材は有りもので、買ったものは2x4とポリカのみ

片付けと骨組みで半日

改修完成

次の日ポリカを張って、扉まで付けて完成に至りました。

少しは見栄えが上がったかも・・・

今年の冬に加工していたナチュラルエッジボウルも上がりました。

サクラボウル1

高台の反りを取って座りを保持しオイル仕上げ

更にFDA(米国食品医薬品局)の基準クリアの

ブロックコンディショナーを浸透させ、木の保護と

防水性を高めています。

ボウル2

上の2点はエッジにサクラの樹皮を残しての仕上げ

ボウル3

ボウル4

最後は大きめの20cmのサクラのボウルです

使い込むにつれて木肌に風合いが増してくるはず!

そして今度は、ワンプレート用の薄板皿を作ろうと・・・

最近とてもワンプレートで楽しむ方が増えてきて、

また要求もあることから着手

プレート材

ケヤキとナラで木取りまで

今週は旋盤作業で埃にまみれながらの明け暮れです。