ティッシュボックスを新作

山菜採りもシーズンに入りました

朝の散歩も自然と山方向へ足が向きます

コシアブラ

散歩コースの道路が見える場所にはコシアブラ

日当たりの良い道路わきにはワラビも出始めました。

タラの芽

これは230で栽培中?のタラの芽

様々な春の恵みで、自給自足できそうな生活をしています。

山繭

山からこんな珍しいお客様も連れてきました。

綺麗な色をした山繭です。

春を楽しみながら、いつ再開されるか分からないイベントですが、

ティッシュボックスの新作が誕生しました。

ずっとBoxティッシュでしたが、ソフトパックのティッシュが

断然格安のことから、最近使い始めました。

でもケースが無いことに気づきました。

いつまでも紺屋の白袴ではと、まずは自家用製作から。

ボックス材料

端材のクリとクルミ材で厚さと所定寸法に切り出し

溝入れ

組み込みに要す各部の溝加工です

ボックス用材

部材はこれで完了し、上蓋以外は組み立て後接着し

補強

接着部分を竹釘で補強し組竹完了

カトラリーケース同様の工程での製作なので意外とスムーズ

クリのボックス

オイルで仕上げたクリのティッシュボックス(ソフトパック専用)

上蓋の取り出し穴、両サイドのスリットがミソで、

有ると無いではスムーズさが全然違ってきました。

クルミボックス

こちらはクルミ材です。

これらは自家用となり、販売用は

ティッシュボックスニュー

セン、トチ(スポルト模様)、今は伐採できない貴重な

天然秋田杉で製作中です。

あと最終研磨とオイル仕上げで完成となります。

雨も上がり青空も出てきたので、午後からは山へ行く予定。

今日はどんな恵みと会うことか・・・

 

春のお山は恵みと安心

当面のイベントが中止となりましたが、製作は続行中です。

たまには気分転換を!ということで、もう山へ出向かなくなって

6~7年になりますが、久々に古巣へ向かいました。

と言っても遠出ではなく家から15分ほどの場所

キクザキイチゲ

林道わきにはキクザキイチゲが

そろそろコゴミとかは出ているはずですが、小川沿いの土手には

全く見当たらず

コゴミ

山側の雪の張り付かないような急斜面に僅かに出ていました。

前はたくさん採れていた場所なのですが、環境変化かなとも。

期待はずれで草地(萱原)を歩いていると、目の前が緑色に変化!

野せり

沢水が落ち込むところが湿地になり、その水辺に野セリが群生です。

子供のころ実家で栽培していたし、好物のセリなので一目で

解りましたが、毒セリの存在も知っていることから慎重に。

セリ

スマホで毒セリの特徴を確認し、太鼓判を押して収穫です。

普段は安売りでも198円、通常は298円くらいなので

大量には買うことはできませんが、この時とばかり摘むは摘むは。

かなり収穫したつもりですが、どこから採ったか分からないくらい

まだまだありますがこの辺で・・・

セリ洗い

泥を落として洗ったセリの一部です。

店頭の束の100束分は優にあったので、実家や姉、

娘の嫁ぎ先などへ4等分し、それぞれの家庭の味でお腹の中へと・・・

230家ではセリ蒸しやセリ鍋で楽しみ、今度はセリしゃぶもいいし

天ぷらもいいかな?・・

近くに住んでいない姉たちにはゴメンナサイ!

横手に来たら連れていきますよ。

今週はタラの芽、コシアブラも採れそうでした。

こんな楽しみを与えてくれる春山は最高だし、そして誰とも会わない

場所ゆえにコロナ感染の心配もなく穴場でした。

本業の方は、エンジュの木でバックの持ち手を作ってます。

持ち手はクラフト展のほか、問い合わせによる販売や

近くの姉もバック作りにちょくちょく使うことから

年間通して需要があります。

持ち手原木

3年ほど晒したエンジュの原木を引き割ったところ

型取り

バンドソーで大まかに形を作ります

手道具

その後は切り出しや南京カンナ等の手作業へ

木地完成

更にスクレーパーやペーパーで木地の完成に至ります。

仕上げは拭き漆を数回

持ちて1

25cm~30cmの細身の持ち手は¥3,000~¥3,500

持ち手2

30cmの重量感のあるものは¥3,500~¥4,000

持ち手アップ

晒した材料は深みがあり、拭き漆との相性はバッチリです。

詳細を知りたい方は、お問い合わせフォームよりお願いします。

今年はゆっくりと山菜採りや山歩きができそうです。

久々の神様からの贈り物かも?

 

 

看板設置

暖冬でしたが山野草はいつもとほぼ同じ時期に

カタクリ

天候は急変するのでカタクリもわきまえているのかな?

スノウドロップス

スノードロップスはむしろ遅いくらい

周りの騒ぎを気にしないマイペース

外出も気を入れてですが、人のいないダム公園へ気晴らしに

大松川ダム

大松川ダムは、雪がなかった割には貯水量は変わらずでした

水芭蕉

水芭蕉はもうほぼ終わりです

サンドイッチ

休みだった娘が来て、サンドイッチを作ったので

コーヒーを入れて野外昼食でした。

娘が一足早くインスタに看板をアップしてますが、

ここでは製作過程を少し紹介します。

防腐処理

完成した部材は防虫防腐処理をします

看板着色

こちらの看板は簡単なもので、彫り込んだ溝の底を着色するのみ

幅3ミリ、深さ5ミリの底へ筆で色付けするのは少し危険です。

カシュー塗料

縁に付いたりすることを避けるため、ノズル付きのボトルを

使用して、底に充填することで失敗ありません。

塗料はペンキではなくカシュー塗料を使用しています。

もう一方は少し手間が掛かります。

コマ

文字を地板より浮き上がらせて取り付けるため、

画像のようにコマを取り付けています。

着色はやはりカシュー塗料を使用します。

カシュー塗装

ペンキと違い漆のように肉盛りできるので、出来栄えが違ってきます。

こうしてできたのが

工房看板

工房となり玄関わきには、うずくりの杉板簡単看板を

看板2

母屋つながりの工房前には、風化した壁材の切り抜き看板です。

これでようやく何かやっている家だな、っとわかるかも?

 

工房の看板製作へ

寒々しい話題ばかりですが、今日はお天気までも・・・

朝は薄っすらと白くなり、冬囲いを外した植木も寒そう

選考結果の出展OKの通知が来たかと思えば、片や中止のお知らせも

今日も6月のポラーノまつりの中止のメールが入りました。

活動できなくなった今、こんな時こそやっと出来ることが

ありました。

玄関に小さな工房プレートがありますが殆ど気づかれず状態

そこで看板らしきものをようやく作ろうと

看板材料

立派な材料は使用しません(自家用ですから)

ある工場の何十年も吹きさらされた外壁材と2x材

そして杉板で2枚製作します。

看板掘り込み

単純にフリーハンドでトリマー加工しただけです。

ここから大きく変化するのですが、掘り込み部分は漆を入れて着色、

表面はうずくり仕上げをして完成させます。

加工刃物

文字は金工用の画像の刃物でチャチャっと済ませてます。

もう1枚は

2x材

2x材の端材で屋号の切り抜き

230看板

こんなレイアウトになり、文字は下地より浮き上がるようにセットし、

立体的に仕上げる予定。

文字も漆で仕上げるつもりで、次回は工房前に掲示した

画像をご披露できます。

拭き漆のオオサンショウウオが仕上がりつつあります。

クリサンショウ

大ボスと一番ちびちゃん

サンショウ2

これも結構でかいですよ

サンショウ3

カキの縮み杢も

全サイズ

これが現在の全サイズ集合です。

拭き漆はもう少し塗りを重ねます。

イベント情報を随時メンテしておりますので、

そちらもチェックしてください。(中止の告知で申し訳ありませんが)