エンジュの製材

横手はまだ初雪らしきものもなく暖かい毎日

先月製材所に運んであるエンジュの丸太を製材しました。

製材前

エンジュが3本とサクラを1本

切断

長さが12尺で曲がりがあるため、効率よく木取りするため

適度な長さに予め切断

製材前丸太

ここまでは重機の力で何とかなりますが・・・

製材機

帯鋸で丸引きした後の運搬は手仕事

使用目的により3寸、2.5寸、2寸、1寸いろいろ

生木のため水分たっぷりのため、重さは乾燥材の倍増に

資材置き場へ運搬

翌日2t車いっぱいに230の資材置き場へ運搬

積雪が近いことからハウス内に養生することにしました。

桟積み

1枚1枚に桟を入れて養生します

ハウス内

一番奥に見える立てかけた3寸材は重さが

大の大人一人分以上は優にあります。

平均で30kg/枚位で、全部で60枚はあるかな?

捨てる外皮部分もあるので、総重量2t以上を一人で桟積み

好きなことのためとはいえ馬鹿力は出るもんですね。

股杢

中にはこんなにきれいな股杢の部分も

瘤の入った根元部分は輪切りにして別養生(画像忘れました)

これだけあればこの先エンジュ材の心配はいりません。

そしてこの時期は干支の製作でてんてこ舞い。

干支の製作

丑の親子がこれで15セット分

これを3セットほど毎年作らなければなりません。

丑パーツ

身体本体、顔の2ピースに鼻と尻尾で全パーツ

仔牛の鼻パーツ

特に仔牛の鼻パーツは5ミリ以下の小さな神代ケヤキ

これを全て手持ちで研磨しているんですよ!

身体と顔も切り離しただけでなく、別々のケヤキ材を

それぞれカットしたものを組み合わせています。

神経疲れる作業ですが、これが毎年の230の干支製作です。

完成品はインスタにも載せているのでご覧くださいネ!