丸いカッティングプレート

3月も近づいてきたのに、まだ春の気配は程遠く・・・

寒い時は鍋が一番なのですが、何しろ野菜が高くて・・・

先日、近所の姉が白菜を持ってきてくれました。

タラを買ったのですが、大根の値段を見ると298円。

それもとても小さいやつが・・・

早速姉に電話をして、自分で掘るから大根頂戴!

OKが出たので姉の家の畑に直行

姉の畑

白一面の畑に目印の棒があり、雪掘り開始

雪掘り

かなりの積雪量があり、雪を上げるのに大奮闘

積雪160cm

積雪量がなんと160cmあり、平年の倍以上

しかも固く締まっており、スコップが刺さらないほどでした。

大根出現

土を寄せると50cm以上の大大根です。

収穫した大根

これで今夜はタラ汁ができ、しばらく大根料理を

楽しむ事が出来そうです。

☆丸カッティングプレート

丸のカッティングプレートがゼロだったので、

秋田アートクラフトに持って行きたく急遽製作。

オイル塗布

タング(桐)オイルを塗布したプレート達

工房は室温が低いので、作業性を考えて居間で塗布して

乾燥させます。

タングオイルは乾性油なのでべたつかず、表面が乾くと

さらっとしたツルツル感が出ます。

樹種3種

ケヤキとサクラとヤマザクラの3種

ヤマザクラプレート

中でもヤマザクラは独特の木目がいいですね。

木目の間に濃い茶色の線が見えますが、これはガムスポットで

樹液が固まって出来た模様です。

他の樹種では見る事の出来ない独特の物で、

樹液のようにべたつくこともありません。

230はこの景色が好きなんです!

盛り付け1

片面はカット専用に、反対側はプレートとして

25cmプレート

25cmのプレートはカップもゆったり載り、

1プレートでいろいろ使えます。

サクラスクウェア

サクラのスクウェアタイプも作っています。

持ち易い用に、丸も角も穴の部分は両面とも

3ミリほど段差を持たせ、薄く仕上げています。

今週末は今年最初のイベント、”秋田アートクラフト”です。

ご都合の付く方々、さきがけホールでお待ちしております。

(車はビル入り口前の駐車場に置けます)

 

 

ベビースプーン

今年はよく降ります!

毎回のように雪の多さを載せたくなります。

雪の風景

今日は天気も良かったので、家内が除雪をやってくれました。

☆ベビースプーン

離乳食器を製作したので、スプーンも必要アイテムかと・・・

スプーン型紙

型を製作し木取りを行い、後はスプーンの製作工程で

削って彫って磨いて・・・耐水塗装をします。

ベビースプーン

手前のカーブのスプーンは、赤ちゃんが

直接持って口へ運び易いデザインにしています。

色の濃い方は、ママさんが食べさせ易い形に。

器とスプーン1

サクラの器とアンズのスプーン

器とスプーン2

こちらはサクラとクワのスプーンです。

どちらも厚みとふっくら丸みを持たせ、

とても手触りのよいスプーンで、

耐水性のある食品衛生法認可の塗料での仕上げです。

☆化粧箱

鏡面仕上げのネックレスやブローチを入れる

化粧箱を準備しました。

仮称箱

移動や展示の時に、カチカチ当たらないようにの

対策と、見栄えも少々考えての化粧箱です。

2週間後に秋田アートクラフト市ですが、

余りにも雪が多くなかなか気持ちが乗っていかないのが

本音ですが、着実に準備は出来ております!

 

 

片口完成

今朝は一晩で30cm以上の積雪で、日中も降り続き

更に30cm程積もり、明日までどんだけ?

雪景色

道路にはこんなに高い壁、通路のような入り口は

230専用の雪捨て場への道なのです。

☆黒染めの片口

黒染めが終わり、オリオ2を施して耐水性を出し、

最後にうるしで仕上げて万全にしました。

黒染め作品

完成した黒染めの挽き物

中でも今回一番作りたかったのが

クリの片口1

この黒染めの片口です。(直径9cm)

片口は好きなアイテムで、陶器ですが我が家の

食卓には頻繁に登場します。

鍋のつけ汁やドレッシングを入れたりとか・・・

でもどれを取っても注ぎ口より必ず液が垂れます。

これが嫌なんです!

今回一番神経を使ったのがこの注ぎ口。

注ぎ口

果たして新作が液垂れするか否か?

完成品を実験しました。

液垂れしない口

液を注いだ後の注ぎ口ですが、完璧です!(笑)

4種類作ったのですがどれも液垂れ無し。

片口2

直径7cmの小型でスリムなやつも

サクラ片口

こちらはサクラの片口で、小型ですがどっしりタイプ

自信を深めて、今度は少し大きめなものも・・・

黒染め皿1

約20cmの皿も完成しています。

こちらはグリーンサラダなど盛り付けたら映えるかな

と思ったのが製作意図でした。

皿の横姿

側面は丸溝を掘りこんでいます。

盛り付け例

一回り小さい18cmも製作しています。

☆離乳食器

離乳食器

サクラの離乳食器も2種類完成

これ用のベビースプーンも、ただ今デザイン検討中です。

リーフ皿

こちらは好評の、黒染めのリーフ皿とコースター兼の

小皿を黒染め中で、在庫補充も万全です。

直近のクラフトは3/3で一ヶ月を切っており、

全ての在庫補充は無理かも知れませんが、

この時期新作含めてかなり充実しています。

あとは3月、4月と完璧に準備いたしますので・・・

 

 

 

挽き物製作中

一昨日の最低気温にはビックリしました!

-16.4℃と横手の観測至上最低気温だそうで・・・

でもずっと寒かったので、それほど寒くは感じませんでした。

また数年に一度の寒波到来とのことですが、今日の横手は

時折陽が射し降雪もなく、税務申告も無事終わりました。

☆挽き物加工

今週は木工旋盤での加工で終わりました。

お皿、器、今回は初めて片口も作ってみたく、

3~4点製作しています。

メインはクリの材料を使うことで、黒染めシリーズに

バリエーションupを目的とした製作です。

片口材料

バンドソーで象りをしたサクラとクリの片口

旋盤加工

裏側を作り、表側を挽いたところで、230流ですが・・・

旋盤加工完

旋盤で作れる範囲の加工が終了したところで、

後は全て手作業で完成までやります。

ふっくら豆皿

クリと神代ケヤキのふっくら豆皿も

離乳食器

サクラで挽いた離乳食用の器です。

若いママさん達に尋ねられるので応える事にしました。

ツルツルで木地が完成のように見えますが、これに

塗装しても水分を吸って木地がブサブサになります。

そこで水拭きをして水分を含ませワザと毛羽立たせます。

乾燥したらその毛羽たちをペーパー掛けをして整えます。

こんな地味な見えない作業がたくさんあるんです。

そんな工程が終わるといよいよクリの黒染めへ。

(クリ意外は塗装工程へ)

鉄漿液

自家製鉄漿液を使います。

黒染め

鉄漿液をクリ材に塗ると、数秒で黒く染まり

数分で真っ黒に染まります。

クリ意外は変化しませんので・・・

片口他

片口やコーヒーカップも

皿

ふっくら豆皿

大皿

お菓子やサラダを盛る皿も

乾燥したらまた木地を整え、水物を入れても

大丈夫なようにオリオやうるしで仕上げます。

今シーズン、リーフ皿などと共に黒染めシリーズの

仲間入りが出来そうです。

来週にはサクラもクリ材も、完成の姿をアップします。