補充も終盤に

三寒四温と言いますが、激しすぎる3月です。

初旬に雪の消えた空き地にフキノトウを発見!

採ろうと思った夜に結構な雪で立ち消えに・・

昨日思い出してハサミを持って行くと

日当たりが良すぎて開き気味

フキノトウ蕾

開く前の蕾を収穫

フキノトウ天ぷら

最初はやはり天ぷらから

カラッと揚げてもらい、香りと味を楽しみました!

ばっけみそ

多く収穫できたので、家内は早速ばっけみそに

ご飯に載せて・・・

これからどんどん初物楽しめそう!

愛車

愛車のフォレスターを先日車検に

なんと17年も載っていました。

一時軽と併用していたので、まだ10万キロ走っていないし、

悪いところもないので乗り潰すつもりです。

高いガソリンを目いっぱい食べる大飯食らいですが、

300キロ近くの荷物を積んでも、東北道の120キロ区間を

ビュンビュン走ってくれるので、これに代わる車は

今のところ考えられません。

タイミングベルトの交換時期も迫ってきています。

水平対向エンジンなので、通常の車の倍の交換経費が

掛かりますが、覚悟の上で・・・

制作の方は大分補充も進み、きりが無いので

そろそろここらへんで打ち止めにしようと思ってます。

今週上がったのは、面倒な枝豆箸置き

枝豆箸置き

様々な樹種で作っていますが、中にはレアな物も

トチ豆

貝殻?パール?トチです!

アカシア

樹皮との境目を使ったアカシアは、緑色をしているので

かなり本物に近い色です。

沢山の中から逸品を見つけ出してください!

コーヒーメジャー

底を付いていたコーヒーメジャーようやく、ようやくです!

最後はフォトフレームも欠かせません。

フォトフレーム1

2Lサイズのケヤキとポストカード用の白トチ

フォトフレーム2

丸窓の神代ケヤキとLサイズ白トチ

右のオブジェはエトピリカ、10数年前に作ったものです。

フォトフレーム3

Lサイズのスポルトトチと神代ケヤキ

これで品薄品は有れど、欠品は無くなりました!

今後は4月にブースの狭いイベントが2件あるので、

そのためだけの什器製作も必要。

まあ一息つけそうです!

今週末は山形市のまちなかクラフトへ

今季初の外出展で、何とか天気だけはと願っています。

  

お近くの方も、そうでない方も、寒くはない格好で

お越しをお待ちしております!

 

 

補充は続く・ドングリ編

春が来てまた冬に・・・

3月の雪

ここ数日毎日雪降り

3月の冷え込み

2月の厳冬期より厳しい冷え込み

今月の外でのまちなかクラフトも心配です!

補充作品がなかなか終わりませんが、今回はドングリ

ドングリ角材

カサと実部分の丸物が取れる角材を木取り

丸棒作り

それぞれの径に角から丸に

丸棒作り

丸棒からカサの形と実の形に削り出し

ドングリパーツ

カサの部分に実が2ミリほど入る様に削っているので、

組み合わせ後は一体感がある形に見えます。

色の組み合わせには悩みますが・・・

ドングリ合体

全てが違う組み合わせなので、正に世界に一個の

ドングリが出来上がります。

ドングリ完成

紐を編み込んで、値札を付けてスタンバイ!

次も完売となってる、クリの形をした蓋物制作

クリの蓋物

蓋の部分だけは、同じ設備だけでの裏表加工ができません。

ジョー

画像のジョーで裏表をつかんで加工しますが、

構造上つかめないため、頭のとんがりができないのです。

ソフトジョー1

広い径を傷を付けずにつかめるソフトジョーに替え加工

とんがり加工

理想の形に削り研磨まで

作品一個を作り出すまで、様々なツールを必要とする

木工は割が合いませんが・・・

特に何でも作る230は、使う設備の種類も多くて・・・

でもその広がる世界が好きで何でもやります!

花形皿

ついでに皿類も手掛けています。

花形のお皿は丸皿を作ってから整形

クリ形蓋物

今回は国産広葉樹と輸入材の組み合わせで

クリ形蓋物

4個作って拭き漆中

花形皿

綺麗な肌のサクラと杢目くっきりのケヤキで、

やや大きめの花形皿を制作中です。

パスタ皿

パスタ皿も補充中

左のケヤキには玉杢も見られます。

まちなかクラフトまではあと2週間

まだまだ欠品や品薄作品が沢山ありますが、

予定通り進行中なので、充実した作品展示になりそう!

 

 

振り子時計でグッタリ

季節が冬に戻りました!

3月大雪

昨日は日中に雪が激しくなり、降るは降るは!

久々の除雪でくたびれました。

この一週間は振り子時計の制作ミッション

いつもブースの正面で、お客様をお迎えする振り子時計

230のメインでもある作品が一台も無し

では困るので、この時期だから一気に三台掛かりました。

時計本体

本体はエンジュ、サクラ、ホウの3種

付属のパーツが細く、多くて大変!

時計モジ

本体に合わせローズ、タガヤサン、イエローハートの

反対色で糸のこ盤で切り抜きです。

針

針は基本的に文字に合わせた樹種で

板厚が2ミリで設定なので、硬い木なので

鋸刃が切れないとすぐ切断時に割れる特性があるため、

薄板ですが慎重作業です。

この後研磨作業と金具の取り付けに・・

振り子キャラ

更に細かいのが振り子等のキャラの制作

時計キャラ2

組み木ブローチと全く同様制作なので、

手抜き作業は一切厳禁で、緊張の連続です。

組み木目玉

目玉はブラックウッドの丸棒を作り、その中に

1ミリのライムをインサートします。

シマエナガの三角クチバシも超面倒な作業で・・

この緊張作業を経てパーツを組み立て

ようやく時計が完成します。

シマエナガの振り子

前回初めて振り子のキャラとなったシマエナガ

エンジュの本体は珍しく樹皮が完全に付いてます。

ヤマセミホウ

ヤマセミ1台目はホウで

本体に貼り付いているヤマセミは飛びますポーズ

ヤマセミサクラ

2台目はサクラ

皮付きサクラ

サクラにもしっかり樹皮が付いたカバ細工?

これで次回イベントでは、新たな装いでお迎えできます。

組み木絵レリーフも一気に掛かりました。

どうしても常時カワセミ、ヤマセミ、アカショウビンの

3種は取り揃えておきたくて・・・

ヤマセミレリーフ

ヤマセミのベースは、最後の貴重なトチのスポルト材

いつもベース材には悩みます。

ありきたりな材料では面白くないですよね!

カエルのキャラ

直近よりカエル君のキャラも登場

緑のアマガエルになるパロサントを使用

アカショウビン

手持ちのアカショウビンレリーフも、少し寂しかったので、

カエル君をプラスしてバージョンアップです。

神経を使う作業が続いたので、完成した昨夜は

予定通りのミッションが終えたことで一気に疲れが・・・

お早いご就寝でした!

次のミッションは旋盤もの

こちらも欠品だらけの補充に掛かります!

アルヴェdeミッケへ

2回目となる秋田市の『アルヴェdeミッケ』に

出展してきました。

アルヴェ会場

室内ですが3m区画で隣との隣接部分もない島ブース

広々とストレスのない好環境です!

ブース1

11時スタートだったので余裕で設置完了

ホエールテール

欠品だったクジラ関連も万全にお出迎えです。

お陰様でクジラ好きの、若いご夫妻のお手元に・・

会場1

初日は近隣の駐車場が満車で、順番待ちで遅くなった

お客様も・・の盛況でした。

正面ディスプレイ

シマエナガの振り子時計も朝一に旅立ちました!

2週前のかまくらクラフト市と今回で、手持ち分の

振り子時計がすべて無くなり、次回の山形までは

制作必至アイテムとなりました。

230ブース

相変わらずご常連さんが県外からも駆けつけていただき、

毎々頭が下がります。

組み木絵レリーフ

ヤマセミのレリーフも朝一に・・・

技法・デザイン・使用樹種等大変お気に入り頂き、

こちらも県外からのお客様のもとへ

テーブルウェア

たくさん230作品をお持ちのお客様も、

新たな作品を迎え入れて・・・

このために常日頃、新作制作は時間を惜しまず

心がけています。

開場より間もなく看板作品たちがブースより消え去り、

先々のことが頭をよぎります。

リング・カフ

超貴重材のチューリップウッドも、知識のあるお客様へ

渡りました。

惜しんで使用した材料でしたが、甲斐がありました。

2日目は初日ほどは来場者は有りませんが、

これが普通バージョンと思います。

当然お買い上げも前日ほどではありませんが、

今回特に動いたのは

どんぐりネックレス

たくさん作ったはずのどんぐりネックレス

一人で数個買いのお客様が多く、気づいたら

残り数個に・・・

また制作アイテムが増えて嬉しい悲鳴です。

最後の最後には、縁起の良いエンジュのでかい

オオサンショウウオオブジェを即決のお客様で

締めくくり!

何か目出たいような閉めとなりました。

沢山の方より差し入れやプレゼントを頂き、

(230専用のインスタにも掲載)

また綺麗な施設とスタッフの計らいで、今回も

心地良いイベントができたことに感謝いたします。

次回イベントは山形市のまちなかクラフトです。

また喜んで頂ける作品をたくさん作りますので・・

 

アルヴェに向け補充

何という陽気でしょうか

2月の工房内

居間に隣接する第2工房は、室温が25度まで上がり、

2月というのに汗かいて作業に・・・

オブジェ木取り

かまくらクラフト市でオブジェ類が底つき状態

特に好評だったホエールテール中心に木取りです。

木取り2

機械設備で加工できるのはここまでで、この後は

手工具中心の整形作業です。

迫力ある拭き漆のサンショウウオオブジェも・・

白トチサンショウウオオブジェ

拭き漆に使う材は、モヤッやギラっとした杢入りの

白いトチ材で、入手が難しい材料です。

ツルツル肌に仕上げられた白トチは、このままでも

十二分に価値はありますが、さらに色漆で迫力を

サンショウウオオブジェ拭き漆

色漆どうしを調合して拭き漆をすれば、複雑な杢が

ハッキリ出てきます。

研磨仕上げを雑にすれば、拭き漆後に研磨肌が

もろに現れるので、研磨仕上げが最重要です。

26cmオオサンショウウオオブジェ

あまりの陽気に外に出てパチリ

陽射しが強すぎて撮りにくい状態

現在積雪ゼロの横手ですが、バックは屋根から

落ちて貯まった雪がどっさりあります。

エンジュクジラ

エンジュのクジラも補充できました

クジラとホエールテール

ホエールテールと一緒に

ホエールテール1

ケヤキとエンジュ

ホエールテール3

中はサクラで、杢の入り方が面白い材です。

無くなった分は何とか補充できたので、アルヴェでも

十分作品がありますので・・・

サンショウウオネックレス

サンショウウオネックレスも増産中!

あと最終研磨と磨きの2工程を残してますが、

これも十分間に合いそう

イヤーカフ

思いのほか好評だったイヤーカフとリング

こちらもアルヴェに向け補充してます。

この中には超超貴重な、今では幻の材と言っていいような

チューリップウッドが含まれています!(丸印)

イヤーカフ2個とリングで木取りし、この後は

旋盤加工で仕上げていきます。

もう絶対手に入らない材料ですが、手持ちの

小さな材料の一部分で・・・

加工は多分手に汗握りながらは避けられません。

出来上がったらアルヴェに持っていきます!

ということで、今週末は秋田市アルヴェにて

沢山の方のお越しをお待ちしております!

かまくらクラフト市開催中

2月10日より秋田ふるさと村のかまくらクラフト市へ

通勤中です。

超暖冬の今冬ですが

かまくら

村内広場には4基のかまくら

雪を運んで苦労して作った貴重なかまくらです。

230ブース正面

ブースが広いのでフルスペックの展示です。

初日朝一

初日は天気も良いとあって、真冬にもかかわらず

県外からもたくさんのご常連さんたちが・・・

お客様通し顔見知りになった方々で、円陣となって

品定めやら情報交換

イヤーカフ

初公開のウッドリングやイヤーカフは注目でした!

カトラリーコーナー

新作一杯のカトラリーコーナー

カップ類のリピーターさんも多く、沢山持ってきましたが、

昼過ぎには品薄状態で先が心配に・・・

デザイン物のお皿もお一人で複数枚・・・

会場内

雪が無い今冬で、駐車場も県外車も一杯だったそうで・・

終日大盛況でした!

トチのアクセサリー

白トチのアクセサリーも好評化で、画像から消えた物も

初日はとにかく忙しく、水分も取れなく昼過ぎにようやく・・

家内共々何か気持ち悪いね!なんて会話に

多分水分不足だったでしょう!

正面看板の振り子時計も3台準備して行きましたが、

すべて完売しました。

中には3台目のリピーターさんもいて、只々感謝です。

2日目正面

2日目は家から持ち込んだ別作品でお出迎え

2日目会場

雪で少し白くなった2日目ですが、来場者は変わらず

クジラオブジェ

この日も山形からリピーターさんが・・・

いつもオブジェがお気に入りで、クジラ関連を沢山

クジラオブジェ

こんなこともあって、クジラ関連は2点のみに

ホエールテールネックレスも含め、急制作要です!

道路に雪は無いものの、2月の厳冬期にこれだけの

お客様が県内外よりお越しいただき、本当に

有難く感謝の気持ちでいっぱいです。

そして多くの方々に数々の差し入れを頂戴し、

イベントの度に頭が下がります。

かまくらクラフト市は今日が最終日

まだまだたくさんの作品を展示しています。

今日は天気が良いはず!

ご都合付く方はお待ちしてますよ!!

因みに次回は2月24日、25日の土日

秋田市のアルヴェにて、アルヴェdeミッケに出展

それまで不足分頑張ります!!

 

刃口板の交換

横手のかまくらも雪不足で緊急事態のようです。

40km離れた山間部より運んだ雪で、何とか形は

出来てるようですが、果たして本番まで持つか?

欠品や不足品の作品補充も一通り終わったので、

なかなかできなかった設備のメンテをやっています。

帯鋸

30cmまでの丸太の製材など、使用頻度の高い帯鋸

帯鋸刃口

テーブル上の木の部分は刃口と言って、一番仕事を

してくれる部位ですが、刃口板が割れています。

厚さ13ミリの板で作っているのですが、強い力が

掛かる部位なので徐々にへたってきます。

バンドソー

こちらは曲線挽きが中心のバンドソー

オブジェの荒木取りや丸物の旋盤前の木取りに

活躍してくれます。

バンドソー刃口

こちらも刃口板がひどいことになっています。

忙しいときは手が回らずほったらかし

でも使うにあたり、精度と安全性を保つには

重要な部分なのでやっと交換です。

刃口板

前の刃口板は柔い木のハンノキ、環孔のケヤキを

使っていたため、割れが発生しました。

ケヤキは硬くても、水を吸い上げる導管が太いので、

その分木地は荒いため衝撃には弱い?

対策で今回は散孔材のサクラを使いました。

散孔材は環孔材に比べ緻密な分木地がなめらか

強度も出るはずです!

刃口完成

高さもフラットで引っ掛かりもなくピッタシ

バンドソー刃口完

こちらもピッタシで精度・安全性がアップです。

掛かっていた箱もの、カトラリーケースの完成

カトラリーケース

クリ、キハダ、ケヤキの3種で拭き漆仕上げ

カトラリーケース2

これで作品補充も終了し、後は目先のかまくらクラフト市

少し余裕ができて作りたかったものを・・

トチ木地

綺麗な白いトチの木で、立体造形物

リーフ拭き漆仕上げ

うるしを摺り込むと杢目がはっきり出てきます。

珍しい木を使って造形し、どんな変わった杢目が出てくるか?

こういうのがやってて楽しい時間です。

リーフ第2弾

のめり込むとついつい次々と他の物も

ハートのカツラの葉っぱやカエデも

リーフ造形

研磨仕上げに少しでもムラがあると、拭き漆で

ムラが模様で現れるので、一番研磨仕上げが

難しいのがトチ材です。(白トチが特に)

ケガして縫っている親指を、つい忘れて使ってます。

スイッチが入ると困ったもんです!

今日はまだ通院も

今週はイベントの持ち込む作品の準備作業に入ります。

2月10日からは、秋田ふるさと村でお待ちしてます。

今年のオープニング、新作一杯のかまくらクラフト市へ

是非是非お越しください!!

 

 

皿類いろいろ

例年一番雪の多い時期ですが、今年は殆ど雪が無く

順調に制作が進みます。

皿類完成

仕上がり全体が、予定より4~5日前に来ています。

前倒しで次の箱モノの木取りへ掛かりました。

カトラリーケース

このカトラリーケースは何十枚もの板材を作るのですが・・

右指損傷

やっちまいました!

最後の幅出しをする際は縦切りに変更します。

あと2~3枚の時、切り落とした木っ端を

拾おうとしたとき、パチッと何かが当たった感覚。

手を見たら親指の先1cm下に2cm強の赤い線

鋸刃に触れていました!

確認したところ傷は浅く、出血も少なかったので

そのまま押さえて残りを片付け、ざっと掃除まで・・

ただ鋭い刃の切り傷と違い、刃幅約3ミリの鋸刃なので、

傷が挫滅だったため、大事をとって病院へ!

長くなるので後半は作品紹介の後に続きます。

皿物の制作でした

丸物木取り

木取りをし、基準を作った皿物数々

旋盤加工

旋盤をブンブン回しながら、裏表と30数枚加工

研磨も細かい個所を除き、回したままやります。

ナチュラルエッジ木地完成

先に加工しておいたナチュラルエッジボウル木地

皿物木地完成

そしてオイル仕上げしたボウルと完成した皿木地

細かな仕上げと拭き漆をして完成です。

ナチュラルエッジ

サクラとエンジュのナチュラルエッジボウル

長年作っていますが、根強い人気があります。

豆皿

コースターや豆皿としても使えるふっくらタイプ小皿

10cm~13cmサイズです。

花形皿

花形皿は杢目を意識した材料で

18cm前後で作っています。

神代杉

神代杉の小皿はなかなか珍しいと思います。

ケヤキ高台皿

22cmのケヤキの高台皿は、特徴的な股杢部分で

トチ高台皿

トチの白い皿類も綺麗です。

11cm~15cmで様々作っています。

高台付き皿

こちらも高台付きの小皿は11cm~13cmで制作

エンジュとサクラを使用

お菓子と皿

抹茶でコーティングしたペカンナッツを載せて・・

綺麗な肌の小皿なので、見てても楽しいです!

さて今度は指の後半

15時過ぎてからの病院だったので、整形外科の医師は

全員オペ中ということで対応不可。

総合内科の女医さんが対応してくれました。

傷の中の遺物の確認でレントゲン撮ったり、抗生物質の

点滴したり・・・

傷の洗浄中にオペ中の整形外科医が様子を見に来てくれました。

女医さんに指示し、できそう?とか何やら会話

こちらは少々不安になりますが、結局女医さんが縫うことに

指先なので麻酔の注射の痛いこと!

3針の予定がなんと丁寧に5針も縫ってくれました。

そういえば会社員時代の若い時も、同じ右親指の皮を

大きく剥がした時も、診療時間外で担当医が不在で、

若い内科医に縫ってもらったことを思い出しました。

何かと研修医や専門医以外の実験台?になることが

多いような気がします。

今日はヘボなことで長くなりましたが、お陰様で

指も曲がるし、痛みもないし、指先も使えるので、

翌日より仕事はやっておりますので、今後の

制作活動には影響ありませんのでご心配なく!

似たようなことをしている方は基本を忠実に!

電源を切ってから止まったことを確認し諸作業してください!

 

 

 

 

組み木の時計とレリーフ

大寒とは思えぬ天候に喜ぶ人、嘆く人様々ですが、

除雪作業も殆どない230は喜ぶ一団です。

組み木パーツ完

先週投稿したブローチにしなかった組み木は、

振り子時計とレリーフの制作に

クラフトシーズン中はなかなか時間が取れず、

時計やレリーフはこの時期でないとじっくりできません。

時計裏加工

時計はムーブメントが入る部分をまずはビットで荒堀

その後にテンプレートを使いルーターで仕上げます。

小枝の選定や配置を考えパーツを組み上げると

トチの振り子時計

ギラギラ杢の振り子時計の完成です。

このトチは他に使用目的がありましたが、

思い切って時計のベースに使いました。

組み木のキャラはカワセミとヤマセミのコンビで!

この組み合わせは初めてです。

ヤマザクラ振り子時計

こちらはヤマザクラの振り子時計

時計のキャラとして初めてシマエナガが登場です!

気持ちよさそうにエナガがスイングしてますよ!

ブースのメインにかまくらクラフト市からお披露目です。

欠品中のカワセミとヤマセミのレリーフも

ようやく完成に至りました。

レリーフ材料

ブローチより大きな組み木絵はレリーフ用でした。

ベースの板材やレリーフ(立体的な絵)に使う板材を準備

配色と配置でいつも悩みます。

今回は背景に、横手から見える鳥海山の風景を

ヤマセミレリーフ

初冬に見た雪をまとった鳥海山と出羽丘陵、

その手前は原野?とでも見てください。

カエルレリーフ

以前は川魚をレリーフしていましたが、今回は

葉っぱに乗ったカエル君です。

パロサント使用なので、時期緑のアマガエルに・・・

ヤマセミレリーフ

ベース材は神代ケヤキを使用しています。

一方のカワセミレリーフ

ブビンガカエル

こちらはブビンガのカエル君

葉っぱはギラギラが見えるトチ材です。

カワセミレリーフ1

ベースはエンジュの股杢部分を使用

カワセミレリーフ2

こちらも初冬の鳥海山をレリーフにしています。

(ヤマセミに対し反転した風景です)

横手から増田へ行く果樹園一帯の道路から

この風景が見えますよ。

今週はまた旋盤作業で皿類を予定してます。

 

 

 

集中の一週間

雪が少なく仕事に回せる時間がたっぷりの今年

この一週間は、品薄の組み木関連に集中です。

組み木パーツ

ブローチ、時計、組み木レリーフ用を一気に

画像以外にも同時にやったので、切り抜きパーツは100以上

流石に目、首、肩が相当ダメージを負いました。

組み木パーツ完

切り抜いたパーツを整形~研磨を約5工程

小さなパーツを500回は指で掴み・・・

一個のミスなく完成に至ったときは、一気に安堵と疲れ

ただ達成感と満足度で気分は最高です!

イーグル

欠品中のイーグルも復活

エナガ

シマエナガも補充十分です。

カワセミ組み木

カワセミのブローチは欠品タイプを補充

ヤマセミ1

ヤマセミの中央胸のパーツは檳榔樹(ビンロウジュ)使用

黒い筋の部分がとっても硬いので、カット・研磨は

要注意の樹種です。

ヤマセミ2

とても人気の羽ばたくヤマセミブローチ

時計の振り子にも使用予定です。

同時に時計用とレリーフ用の材も木取り

時計用板

振り子時計にはヤマザクラとトチを準備中です。

レリーフ材

組み木絵レリーフ用には特徴的な材を準備中

時計パーツ

時計パーツも全部手作りで、まだまだ細かな作業の連続

時計や組み木絵は、今週中の完成を目指して・・・

大きなサンショウウオオブジェも完成しています。

サンショウウオオブジェ1

27cmサイズのサクラとエンジュです

サンショウウオオブジェ2

30cmサイズのエンジュと27cmサイズのトチ

トチは杢目が際立つように拭き漆仕上げ

久々に迫力の逸品の完成です。

このトチ材はまだまだ仕入れ在庫があるので、暫くの間

制作には困りません。

木材は他の材とは違い基準が無いため、巡り合い

先を見通した調達など、制作以外にも気を使います。

それよりも、また今年一年過ごせることを・・・