滝沢クラフト終了

連休突入の4/28~4/29両日、滝沢ビッグルーフの

第一回クラフトフェアへ行って来ました。

岩手山

会場の前に雪の岩手山がでっかく

裏口

買い物、食事もできる広々とした多目的イベント会場です。

会場1

ハンドメイド作家さんが殆どでしたが、滝沢には

初出展なので広報兼ねての出陣でした。

広い会場に来場者が分散している割には、

かなり混雑状態が続いた感じでした。

会場2

ブースサイズが2m四方なので、230にとっては

窮屈感でかなりこじんまりと

ブース内

対策として持ち込んだ棚が大成功です。

大きなテーブルを1個減らしたのですが、

それ以上に多くの作品を展示する事に満足。

アクセサリー

展示法変更効果もあり、アクセサリー類がヒットです。

そしてまたまた弘前よりAさんが駆けつけて下さり、

毎度毎度サンショウウオファミリーを増やしてもらってます。

ほんとに作り甲斐があり、頭が下がります。

吉方作

以前230の持ち手を購入のお客様が、自作の布バックを

手に訪れてくれました。

こういう出会いが一番感激します!

沢山の方々にお立ち寄りいただいた230ブースでしたが、

他のクラフトでのリピーターさんが尋ねて来てくれたり、

特注品をお願いされたりと嬉しいことがたくさん。

食事中で離れていた時も、作り手に会いたいと言う連絡で

戻って長話に・・・

でもお褒めの言葉をいただくと嬉しいものです。

連休で帰省中の遠くからのお客様も結構来場し、

中にはディナースプーンの買占め?もあり、

在庫切れからこの先心配ですがご安心を!

予感的中しました!

このスプーンは、掘りこみができて完成間近まで

出来ているため欠品にはなりません。

皆々こう上手くは運びませんが・・・

こんな訳で通常の大きなクラフトフェアとなんら

変わらなかった230で、今回も軽やかに帰還しました。

次回は3日後土澤アートクラフトです。

いつもと同じ”賑わいスティーション内にいますので

お待ちしてます!!

 

 

サクラ満開の鶴岡クラフト

0日早朝5時、鶴岡へ向かって出発

いつも13号線で真室川経由で

雄勝トンネルを抜けて山形へ入ると-2℃表示

流石に峠付近は残雪もあり空気の冷たさが、

車内にも伝わります。

月山1

真室川を過ぎ、鮭川を走行すると月山が見えてきます。

月山2

なかなか良い眺めが続き飽きません。

2時間余りで会場の小真木原運動公園に”とうちゃこ”

今年のブースも路肩からすぐなので、運搬が助かります。

準備完了

10時前には余裕で準備完了も、お客様が早くも

ブース情景

陽射しはあるものの風が強く、徐々に強まる傾向

軽い物は飛ばされるし寒さも結構感じ、徐々に

着ダルマ状態になり、全てを着つくし震えも・・・

風景1

そんな天候でもサクラ祭り開催中とあって

来場者も例年以上で大盛況となりました。

会場2

初日はこんな状況で寒さに震えましたが、沢山の方々に

お立ち寄りいただき、数々の差し入れやらお買い上げもあり、

心はとても温かくホテルに向かうことが出来ました。

2日目は桜並木の下を通ってご出勤

出勤途中

この日は風も収まり気温上昇の予報

会場3

朝早くより昨日以上に大盛況

昼前まではてんてこ舞いの二人でした。

会場4

次第に太陽も雲に隠れ、それほど気温も上がらず

ひんやりとした肌寒さの一日でした。

今回は新作関連の器系が好評で、パスタ皿、パンプレート

掘りこみのミニプレート等々インスタの影響もあり、

目掛けて来られる方も多く、娘にも感謝です。

2日目には娘も会場に来て、インスタへアップしてますので

そちらもよろしく!

後片付けの時間間際、お馴染みさんが予定を切り上げて

駆け込んで来てくれたり、出店作家さんの作品用のボタンの

リピーターさん、2日連続でご来店の方々もおられ、

どんどん増えるお客様へは感謝の念で嬉しい限りです。

手抜かり無い作品作りと新作は怠らぬよう心がけます。

ただ今回、バレッタは品薄のためもって行かなかったのですが、

目指してきた方が数人おられました。

ご注文として山形ビッグウィングまでは充実させて

持参する事でご了解を得たところで反省です!

2日間沢山の方々にお立ち寄りいただき、それぞれに

お持ち帰りいただいた事に感謝するとともに、多くの

出展者さん達を纏め上げたスタッフの方々には

ほんとにお疲れ様でした。

今日は風の影響で埃まみれになった作品のメンテで

一日終わりました。

全品埃を払い拭き上げて、次の出番まで養生させてます。

来週は4/28~29(日・月)

ビッグルーフ滝沢にてお待ちしております。

 

小プレートいろいろ

ようやく冬囲いを外しました

2019春

この時期でも昨年より10日も早いオープンでした。

これで工房へも外から出入りでき、もう一ヶ所の

工房への行き来も楽になります。

☆小プレート

必要な厚さに木取りした場合、どうしても薄板などが

出てしまいます。

質の良い材料はキープしておき、小物などの製作に使用。

今回は好評のプレートを数パターン製作。

楕円プレート

長楕円のプレートでアサダとエンジュ

鑿で浅く細い溝を掘っていて、アサダで26cmあります。

サクラ雫

しずく型はサクラ、丸はアサダ

アサダプレート

白太の入ったリーフ型アサダ

対角寸法で30cmありますので、ケーキやカップも

ゆっくり載せられます。

食べ物が触れても良い food safe finish で仕上げてます。

☆サクラ材

先月と今月の2回運んだサクラの丸太

そのままにして置くと両端から割れが生じるため、

少し製材し2分割にしておきます。

サクラの丸太

直径25cm位までは自分で製材できるため、

こうする事で水分が抜け易く、割れを軽減できます。

ここまでやるとやはりナチュラルエッジボウルを

作りたくなります。

ナチュラルボウル1

生木なのでシュルシュルと気持ち良く挽けます。

ナチュラルボウル2

水分が抜けるまで数ヶ月掛かります。

その間、割れが発生しないことを願い、出来る限り

薄肉に仕上げています。

半乾きのサクラでは手彫りの器も

手彫り器

木の形状が出る自然の形の器です。

これは乾燥までそれほど時間が掛からないはず。

来月後半には完成に至ります。

今週末はいよいよ本格クラフトの始まり

鶴岡クラフトフェアin小真木原です。

天気も良さそうですし、満開のサクラの下で(たぶん)

楽しみに来て下さい!

 

 

パンプレートの新タイプ

横手にも遅い春の訪れです

まだまだカラフルには成りませんが、昨年大量に

庭に落ちたブナの実が息づいています。

ブナ着床

硬い殻を破り芽を出し、地中に根付こうと必死

足の踏み場も無いくらい落ちていますので、

地面が若葉で染まることでしょう。

☆パンプレートの新タイプ

規律正しいハニカムから、荒々しい表情のニューフェイス

パン皿1

彫ったばかりのケヤキ

パン皿2

サクラは少し彫り方をアレンジして

頭に描いた感じが表現できました。

サクラパン皿

入り皮部分はそのまま活かして穴空きですが・・・

3タイプ完成

パン皿3タイプ

長さは30~33cmで、彫り痕はデザイン性と

実等性もあります。

食べ物のこぼれ落ちや汁などをキャッチして、

プレートの下へ散らばる事を防止します。

仕上げは food safe finish ですから安全安心です。

☆変わり器も

いろいろ新作を作ってみたくなります。

今回は細長楕円タイプの器

器の木取り

荒彫りした器の原型

器横から

側面はこんな感じに

彫りかた

センの木なのでサクサク削れますが、硬いサクラなどより

彫り痕は荒く成ります。

拭き漆途中ですが

楕円器

まだ数回重ね塗りが必要です。

楕円器別角度

先付などに使えればと思ってます。

木のランチョンマットも作っています。

ケヤキマット

ケヤキ拭き漆

クリマット

クリ拭き漆 28cmx23cm

どちらも表面は槍鉋仕上げですが、パンプレート同様

表面は凸凹でも、グラスや小さな器でもグラグラせず

平面は保っています。

出来る限り新作はイベントに連れて行きますので、

見に来て下さいネ!

ディスプレイラック製作

週末は秋田市へお出かけ

姉の作品展の陣中見舞い方、お世話になっている先生の

こちらも作品展、そして知り合いの作家さんの作品販売と。

同じ施設内で3ヶ所を回り、ジャンルは違えど見聞を

広めてきました。

姉作品展記事

作品展は撮影禁止なので、新聞記事を参考まで。

沢山の方々に230の什器や小物をお使いいただいてます。

☆ディスプレイラック

近年小さな屋内イベントへも結構参加していますが、

大規模イベントと違いブースの狭さに悩まされます。

大体2m四方なので、専用テーブルを2台置けないため

1台分に相当するラックの製作をしました。

軽くて、簡単に組み立てられ、かつ頑丈なことが条件。

桐材の部材

軽い桐の集成材を使いパーツごとに加工

ネジ加工

パーツはボルトで固定するためオニメナットを埋め込みです。

仮組み

仮組みしたところですが良い按配

棚板切りかけ部

棚板は製材所よりスギ板を調達し低価格で、そして

棚受けとなる支柱に切り欠きを加工。

棚板

棚板を落としこむ事で固定でき、左右の揺れも防止です。

筋交い

更に筋交いで固定します。

蝶ナット

固定は全て蝶ナットで、組み立て工具は不要。

蝶ナット10個を使用し、組み立て時間は5分も掛からん位。

総重量も6kgと軽量化できました。

あとはバラして研磨の上塗装なのですが、仕上げが悩みます・・・

☆ミニ椅子

先週木取りしたミニ椅子が完成しています。

カエデベンチ

幅25cmほどのカエデのベンチ

プラタナスベンチ

プラタナスのコブ材は3種製作

クロガキ

クロガキも3種

神代スギ

木目の良好なケヤキと貴重な神代杉のミニ椅子

このほかにも珍しい材料を使ったミニ椅子を

沢山作っていますので、ぜひイベントを楽しみに!