生き物オブジェの日々

毎日の降雪量は大したことは無いのですが、

続くと結構な積雪となっている横手です。

在庫なしから徐々に生き物オブジェが上がっています。

オオサンショウウオオブジェ3体

たくさん木取りしましたが、一気には飽きが来るので

数匹づつ手掛けています。

一番大きなものは、今までの最大サイズより

一回り大きな30cm強の特大です。

ホウの一枚板

大きなホウの一枚板、印部分で制作しています。

ホウ

幹の曲がり部分なので、縮み杢が出ています。(拭きうるし)

ヤマナシのスポルト

真ん中がヤマナシのスポルト材

結構な硬さがあるため、研磨目を消していくのに

時間が掛かります。

トチコブ

最後はトチのコブ材で、スポルトや縮みの入った

贅沢な逸品です。

トチは柔らかいのですが、特殊な杢が入った部位が

硬いため、これも研磨が厄介な部類です。

まだまだ手掛けていますが、完成次第に紹介します。

ナマズも無くなったので、無くてはならないアイテムにて・・

ナマズオブジェ

ナマズもサイズを一回り大きくして、ひげは彫りこみから

立体的に表現です。

ナマズオブジェ2

材はオオサンショウウオオブジェに使ったヤマナシのスポルト材

ナマズオブジェ3

置台もヤマナシのコブ分を使っています。

先ずは一匹の予定でしたが、この秋に手に入れた

クロガキを思い出し、木取りだけでもということで・・

クロガキ材

大きなブロック材でしたが状態が悪く、見極めながら

木取りしましたが、使えるものはこれ1本のみ

(2本取れましたが、手掛けたところテッポウムシ穴で
 断念し廃却)

まともな材料であれば、9本は取れるはずだったのに・・

年明けにも掛かろうと思っていましたが、早く完成を

確認したく、つい手が出てしまいました。

一次カット

一次カット

二次カット

二次カット

サンジかっと

角ばった部位を丸くして、各ヒレ部分を造形し

ナマズの形が出来てきます。

更に細かな造形をして、研磨を繰り返し

ナマズ1

立派なひげのクロガキのナマズオブジェが完成

ナマズ2

質感、風情とクロガキの特徴が出ています。

ナマズ3

シーズン中とは違い、時間がある割にはゆったり作業の

日々ですが、年末となったため野暮用が多く、

それに寒いし・・・

周りと調和しながら徐々に増やしていきます。

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