写真集スタンド・後

写真集スタンド製作の続き!
塗装まで終了し、細かなデコレーション部分の製作です。

受け台部分にはタイトルネーム
台座部分には肉球とネコのシルエット
立体的なデコレーションは、230の好きな作業です。

切り抜いたネーム文字
ネーム文字
上の白っぽいのはブナ
下はケヤキの埋もれ木を使用

肉球
肉球
左:ウォールナット
右上:ブナ
右下:アサダ(樺の仲間)
3種類を用意しました

ネコ
ネコ
ケヤキで製作
後ろ向きで遠くを眺めているシルエット

台座にセッティング
セッティング1

セッティング2

セッティング3
上から目線になるので、やや下目にレイアウト
(上側にレイアウトすると、受け台部分がブラインドになり、視界に入らなくなるため)

全体像
全体像
受け台部分に文字をレイアウトした完成品
2個製作しております

写真集を飾ると
写真集
いかがでしょうか?
写真集は結構重量がありますが、重心を台座の
中心に来るように角度を付けたので、安定度が保てます。

気に入って頂けるといいのですが・・・

 

~写真集スタンド製作・前~

写真集を飾るスタンドを依頼されました。
この写真集は、ご依頼主のご主人(故人)が生前に撮った作品を、
奥様が写真集として出版なされたものです。
故人はアマチュア写真家でありますが、数々の受賞歴を持つ
優れた写真家でした。

写真集に相応しいスタンドにしなくてはと、いろいろ考えた挙句
デザインをスケッチしてみました。

デザインスケッチ
デザインスケッチ
どっしりとした無垢材をベースに、立てかけるスタンドに
故人は大変ネコ好きということで、ベースにはネコのシルエット
そして肉球を立体的に、写真集の受け台部分にはタイトルネーミングを
切り抜き文字ですることに決定!

部材
部材
材料はクリを使用
ベースは10度の傾斜でカット
受ける台部材も同じ木から取りました

溝入れ
溝入れ
ベースに受け台を取り付ける溝の加工
溝入れカッターは無いので、スライドソーで数回切り込んで
ベースの傾斜と同じ10度刃を傾けての加工

研磨
研磨
今回の研磨は新兵器
この新兵器は角館の苑田工芸さん(230の使っている昇華ワックスの製造元)の
実用新案品で、真ん中のスリット(黒い線の部分)がミソ。
研磨かすがこのスリットに入ることで、ペーパーの目詰まりが軽減され
ペーパーが抜群に長持ちします。
そしてベースの硬質ウレタンが抜群に平面度を作ってくれます。
いつもは電動サンダーでやるのですが、今回は研磨面積が小さいため、
電動サンダーでは縁がダレてしまうことからこのホルダーを使いました。

実は先週、苑田工芸さんにお邪魔したとき、木工談義で研磨の話になり、
この研磨ホルダーを使ってみて!と言われ、頂いてきました。
早速に役立って感謝です!

部材完成
部材完成
基本部材はこれだけですが、いろんなところに角度が発生し
結構シビアな造りです。

ドッシリと安定するには
安定加工
ベースの底面積が小さいことから(平面は出ているが)、より安定にするため
中央部分を回りより若干低くして凹面を造ります。
凹面にすることで、四隅での座りがよくなります。

仮組み
仮組み
問題なく組みあがりました。
この後は塗装です。

塗装
塗装
塗装は工芸うるしによる拭きうるし
230はクリに溜め色の拭きうるしがお気に入りです。
色合いを見て数回の重ね塗りをします。

この後は、細かな作業
文字の切り抜き、ネコや肉球の製作
作業内容や完成品は、スタンド製作・後で!

 

~飾り台~

昨日、岩手県東和町土澤へ行ってきました。
目的はアート&クラフト土澤マーケット
出店ではなく見学で、近い将来230も
という思いもあり、下見を兼ねての行動です。

商店街の出店風景
出店風景
ここのクラフト展は、商店の軒下や車庫など商店より提供いただいた
スペースで開かれるもので、商店街ストリート全てを使ったマーケットでした。
萬鉄五郎記念館の第二会場と合わせ、130の出店者で賑わっており、
中には顔見知りの作家さんにも会い、230も・・・と少し意欲が

産業まつり
産業まつり
東和道の駅では産業まつりが開催されており、
ご当地うまいもん市で遅めの昼食。
この後花巻市内を回り、花巻温泉の木っこでこせる
立ち寄り、プロの作家さんの作品に刺激され帰宅。

本題の~飾り台~です

材料はアカシア
数年前に河川改修に伴い、市が伐採して提供した材料です。

アカシア
アカシア
街路樹や河川敷などに見かける樹木で、はちみつ採取の
花で有名。
マメ科でエンジュの仲間です。
皮は大変ゴツゴツで、皮を剝けばエンジュそっくり。

アカシアの飾り台
アカシア飾り台
長さ32cm 高さ7cm

足はスリムに
足
今回の足はテーパーを付け、全体をスマート仕上げ
足材はブナで、テーパー仕上げと足のホゾ継ぎが厄介

魚?
魚?
裏にはこんな魚も彫って見ました。
偶然ですが、節のところと辺材(材の外側)がうまい具合になれば
いろんな面白い模様が楽しめます。

テーブルセット
テーブルセット
ミニ椅子と組み合わせるといいバランスです。

エンジュ
エンジュ
ついでにエンジュも製作し、アカシアより更にスリムに

ベンチ
ベンチ
イチイ(オンコ)のベンチ  長さ23cm 座高さ5cm 全高11cm
背板が決まらず仕掛かりになっていましたが、座板の曲線と
一致のエンジュの枝で、めでたく完成!

今日の外は、冷たい強い風が吹いております。
今はどこでもイベント真っ盛りですが、本日はおとなしく
明日はよい天気みたいなので、ちょろっと出かけよう!

~幻のキノコ~

先週のキノコ採りから約一週間経ち、明日の天気予報は
カサマークがあることから、本日決行!

場所は先週と同じ西和賀町の山林です。
手元の高度計でここは標高495m
そろそろ少しずつ、色付いてきました。

色付き初めの山林
色付き初めの山林

山林2
標高500m位でこんな感じの紅葉です。
様々な広葉樹が入り乱れており、
冷え込みがあれば、素晴らしい紅葉を迎えることでしょう。

ラクヨウ
ラクヨウ
期待して行ったラクヨウですが、不作でした。
温度が高く、大きくなる前に腐りかかったものが
沢山見受けられました。
画像のような、若いきれいなものを期待して行ったのですが・・・

3箇所ほど探しましたがどこも同じ状態です。
時間も早かったので、10年以上前に行った山へ立ち寄りました。

林道は、もう整備されていなく、両脇はブッシュで
車一台がやっと通れる程度。
オフロード車でないため、フロントバンパーをこすりながらの走行で悲しい!
なんとか目的地に到着!

ここは以前リュック一杯に、ラクヨウを採った場所ですが、
ここもやはり同じ。
少し探し回ったら、何やら白いものを発見!
”ハナビラタケ”です。

ハナビラタケ
ハナビラタケ
滅多に無いキノコです。
20年以上前に、一度出会ったことがあります。
かなり標高の高い、モミの木のような木に生えておりました。

帰ってから調べてみたら、唐松やその類の針葉樹に生えるみたいです。
栄養価も高く、効用もすごいものがあります。
すこし紹介します。

学名:Sparassis crispa ハナビラタケ科ハナビラタケに属し、1科1属のキノコです。英語:cauliflower mushroom ,中国語:绣球菌・繡球菌

ハナビラタケは、白色~淡黄色で珊瑚状の形をなし、夏から秋にかけて唐松等の針葉樹の根本や切り株に発生する食用キノコでその希少性から「幻のキノコ」とも呼ばれて、高い栄養価を備えたキノコです。

ハナビラタケに含まれている成分

ハナビラタケに含まれる代表的な有効成分として「β-グルカン」という物質が有ります、中でもハナビラタケは免疫機能を活発化させる「β-1、6分岐 β-1、3グルカン」を乾燥重量100g当り47%以上と非常に多く含んでいるので「免疫効果」は抜群です。また、ハナビラタケは各種アミノ酸も豊富で、 シイタケの4~8倍量もあります。
βーグルカン含有量比較

主な効能

抗腫瘍作用

糖尿病の発症抑制作用

高血圧抑制作用

アレルギー抑制作用

コラーゲン産生促進作用(美肌)

脳卒中の発症抑制作用

体脂肪蓄積抑制作用など様々な働きを有しています。

さらに最近
「血管新生やがん転移の抑制作用」
「発がん抑制作用」
「アレルギー性鼻炎抑制作用」
「さらには創傷治癒促進作用」

なども新たに明らかとなり、ハナビラタケの健康効果に関する研究に深みが増しております。

また、「コラーゲン産生促進作用」「肌作用」「糖尿病の発症抑制作用」「脳卒中の発症抑制作用」「高血圧抑制作用」「体脂肪蓄積抑制作用」など、美容や生活習慣病対策素材としての有用性が指摘されていることも注目に値するべきことであります。

木工のほうは、小さな飾り台を製作中。
近々アップいたします!

 

~キノコの山へ~

今朝は今秋一番の冷え込みで、天気もよく
山へ行ってみました。
マイタケやコウタケなどは出ているようですが、
雑キノコ類はまだ少ないようです。
一昨年前まではマイタケ採りに出かけておりましたが、
知っている木が全て倒木してしまい、昨年からは
体力のことを考え、新規開拓は止めて雑キノコ採りに
変更し、楽しんでおります。

行き先は西和賀町方面です。
マイタケ採りの帰り道に立ち寄っていた場所です。
自宅からは50分ほどの山中で、午前9時で外気温が6℃でした。
目的のキノコはラクヨウ(ハナイグチ)です。

ラクヨウ
ラクヨウ-1

ラクヨウ-2

ラクヨウ-3
ラクヨウは唐松林に生えております。
唐松林を目指して行けば、楽に採れるキノコですが、
樹齢の行き過ぎた林や、下草で藪が密集している場所は
生えておりません。

車から降りてすぐ数箇所に群生しておりました。
画像はまだ早生種のようです。
幸先よいと勇んで唐松林をあるくも、林の中にはさっぱりです。
いつもであれば、林の中にも沢山あるのですが・・・
まだ冷え込みが少なく、特定の場所しか反応していないようです。
無いとわかれば長居は無用で、場所を移動。

ツキヨタケ
ツキヨタケ
帰路に向かいながら場所を移動中、山中に倒木を発見!
車を止めてみると、なにやらキノコが見えます。
登ってみると残念!ツキヨタケ(毒キノコ)でした。
若いうちはほんとに美味そうです。
間違って食し、中毒になるのもうなづけます。

ナラタケ
ナラタケ
下ってきたら、ほんの少しナラタケ(サワモタシ)が
生えておりました。
雨も少なく、キノコも乾燥気味で、倒木も乾燥しております。
もう少し雨と冷え込みが続かないと、キノコ菌が反応しない
でしょう。

ヤマブドウ
ヤマブドウ
林道の脇には(谷側にあります)ヤマブドウが沢山連なっております。
しかし全て高い木の上で、手が出ません。

茹がいたラクヨウ
ゆがいたラクヨウ
中央の赤いのが、これから生えてきます。

今回の収穫量は少なく、あちこちにおすそ分けまでいきません。
悪しからず!
一週間後くらいにまた行ってみます。
乞うご期待です!

 

~ミニ椅子完成~

ミニ椅子作りの後編です。

背板のカット
背板
座板のカーブに合わせて、同材でカット(糸鋸盤を使用)

背棒(スティック)の角度
背棒
スティックは5本で、真ん中が90度、隣が85度、端が80度です。

背板の穴加工
背板加工
真ん中は平面で、次が5度傾斜の台の上、
端は10度の台の上で加工すれば角度が出ます。

座板の穴加工
座板加工
背板は後ろにも10度傾斜させておりますので、
前後に10度の台の上で、更に左右にも背板と同じ傾斜台で加工。


足穴加工
足は四方に傾斜させています。(四方転びと呼びます)
前後に傾斜の台の上で角度を合わせて穴加工します。

穴あけ完了
穴あけ完了
背板、座板の裏表全てに穴加工しました。
スティックと足を必要分切断し、全てのパーツにペーパー掛けします。

足の水平切断
足の水平切断
足は4本とも水平に切断しないとカタカタします。
画像のように、必要な高さの平行な台木を添えて
アサリのない鋸で4箇所を切断すれば完璧です。

この後組み立てに入り、植物系の自然ワックス仕上げで完成

ミニ椅子完成
ミニ椅子完成

それぞれの樹種でアップを!
サイズは横:13cm 縦9~10cm 座面高さ4.5cm 全高9~10cm

ケヤキ-1
ケヤキ-1

ケヤキ-2
ケヤキ-2

イチョウ
イチョウ

サクラ
サクラ

クリ
クリ

5種類の樹種で、若干デザインを変えながら製作しました。
小さい細かな作業ですが、普通の椅子と同じような作りで
やっております。

この他にも製作しておりますので、作品集へ追加いたします。
ぜひ作品集もご覧ください!