時間の掛かる作品作り

前半のイベントが終わり、暑さ蒸れも増してきたことから

仕事量も少なめにしてのこの頃です。

制作に時間の掛かる作品は、シーズン中はなかなか手に

掛けることが出来なく、今が適期となります。

丸物木取り

器類の取れる厚くて重いどでかい材料を、帯鋸で

杢目やクセを見ながら木取りしやすい大きさに切断

力仕事になります。

カップ類木取り

欠品となっているククサカップ、スープカップ、片口の

取れる大きさにブロックが出来ました。

カップ木取り

カップ作りは旋盤作業になりますが、取っ手部分や

その外周は旋盤加工できないため、バンドソーで

外周を作っていきます。

傾斜加工

旋盤で極力削り部分を少なくするため、極限まで

傾斜を付けてバンドソーで形を作っていきます。

カップ木取り完成

外回りの粗加工の終わったカップ類で、ここから

内側を旋盤加工に入ります。

底作り

取っ手の付くカップ類は、高速で回転するため

注意を払いながら、持ち手の下部分の形状や

内側を加工するときに、掴む部分を削ります。

内径加工

掴み部分を変えて内径のボーリング

カップ類は専用のカッターで粗彫りして、そのあと

内周や底をバイトで仕上げて研磨仕上げとなります。

バイト類

様々な刃物がありますが、今回のカップ類には

これだけのものを使用してます。

内径完成

内側を完成させて、底の切り離しで旋盤作業の終了

この後は外周や取っ手部分を仕上げに入りますが、

全て手作業となり時間を要します。

研磨だけでも5工程

それから拭き漆工程と、時間と手間暇が掛かる

気の長い作品作りです!

ストラップ木地

縁起物のストラップの木地です。

エンジュやナンテンを編み込み、エンジュは延寿で

幸福をもたらし、ナンテンは難を転ずると言われ、

隠れた人気アイテムです。

安価提供ですが一つ一つ磨き上げ、オイル仕上げで

丁寧な作りにしています。

しばらくコツコツと、地道な作業が続きます。

 

 

前半戦終了です

夜明け前から、セミの鳴き声が賑やかになってきました

夏の庭木

これだけの樹木があれば、セミにとっては良い棲みかかも・・

3年前に選定してもらった樹木ですが、あっという間に元通り

真ん中のヒノキは選定が悪く、枯れてしまいました。

倒伐が必要な厄介者になってます。

ヤマユリ

今年のヤマユリは一株に八輪の花をつけ、近くには

こぼれ種で増えた株にも一輪開花です。

オニユリ

夏らしくオニユリも負けじと咲いています。

オニユリ2

ユリたちが終われば、一先ず夏花も終演です。

イベント出展も今回のビッグルーフ滝沢で、前半戦が

滞りなく終えることができました。

夏場なので外出展は基本的に7月は出ないのですが、

室内ということで行ってきました。

梅雨時期なので初日はどんより曇天、2日目は

降ったり止んだりで、商いも湿りがちでした。

ホワイエ会場内

それでもお近くのご常連さんたちのお陰にて、用意した

新作に注目が集中します。

早めのゲット品

いち早く駆けつけてくれた方は、ほぼ全色大人買い

和カエル

クリの和カエルも、早い者勝ちとなってしまいました。

スタビコーナー

スタビライズドウッドでカラフルになったことから、

注目のエリアになりつつあります。

秋からはスタビコーナー新設ですね。

いつも盛岡方面の時は姉の家にお泊りですが、今回は

夏場に付き、鉢物への水やりなどから通いです。

帰宅は18時前と早めですが、食事の準備も大変と思い

初日はご近所のキッチンで外食

2日目は同じキッチンで、夕食の賄いおかずをお願いし、

少しは家内孝行も・・・

全て手作りで安くて口にも合うし・・・

これからはイベント時でなくとも、選択肢となりそうです。

これから暑さは益々厳しさを増しますが、十分休養を

取りながら、秋に向けた制作となりそうです。

 

生き物三昧に

ようやく雨になり、梅雨時期らしく工房のタイルも

じっとり湿気が急増です。

鉢植えトマト赤

鉢植えトマトも収穫期になりました

鉢植えトマトオレンジ

自家栽培のトマトの味は濃厚で、購入品とは

比べ物にならないくらい美味く、採るのが楽しみです。

ネジバナ

バラの鉢に宿っているネジバナ

夏を感じる風景です。

この一週間は、新たに仕入れたスタビライズドウッドで、

新色のサンショウウオ達を制作

新色3色3タイプ

ブルー、レッド、パープルグレーの3色3タイプで

80%サイズ

ネックレスサイズより、一回り小さいブローチ

陰陽タイプ

陰陽タイプも3色で、ミニミニタイプも同色で制作

同じカラー素材でも、それぞれ全く別物の唯一無二

小さな素材から効率良く、しかも見栄え良く木取り

するのは悩んで時間が掛かります。

完成に近づくに連れ、美しい姿に変化する過程は

作り手の楽しみの一つです!

リングやイヤーカフも完成

イヤーカフスタビライズドウッド

今まではグリーン系が主体でしたが、今度はカラフルに

ブルースタビライズドウッド

ブルーの中にはメープルのコブが、宇宙の惑星のように

点在するリングは超逸品

グレーリング

パープルがかったグレーにイエローが入るリング

レッドリング

赤系にもコブ跡がたくさん点在します。

リングディスプレイ

TPOに合わせたカラーをチョイスできます。

230ブースの正面メインテーブルは、生き物オブジェで

いつも溢れかえっています。

しかし前半終盤となると、欠品したり寂しい仲間も・・

和カエル

欠品している大人気の和カエル

先ずは3匹完成に至りました!

オブジェ類の中でも、最も制作に難易度があります。

手や足、目玉など凹凸が激しいので、とても時間が掛かり

厄介ですが・・・

手前のクリ材のカエル君は良い杢目が出ましたよ!

ゴマちゃん

コロンとしたゴマちゃんも寂しくなったので、

仲間を増やしました。

生き物オブジェは手間が掛かりますが、喜んで頂く

お客様が多くいるので、欠かせないアイテムとなりました。

今週末は前半最後のイベントでビッグルーフ滝沢へ

カラフルになったスタビライズドウッドや

生き物オブジェを見に来てください!

 

 

アマガエルブローチ増殖中

今年は今のところ、雨の少ない梅雨季です。

お陰でベリー類も腐らず実っていますね。

ブラックベリー

鮮やかな赤ですが、食べごろになると

ブラックベリー2

こんなきれいな黒に

見て楽しんで、たま~に庭に出たついでに摘まんだり

ゴールデン

こちらのヒマラヤンゴールドの方が甘いです。

ほぼ食すことは無く、鳥が食べたり腐って落ちるだけですが・・

先週のふるさと村の直前にできたアマガエルの組み木ブローチ

たくさんの方から注目していただき、ただ作品数が少なく

全ての方に実物をお見せできませんでした。

アマガエル

今回3色のスタビライズドウッドで制作しています。

アマガエル組み木ブローチ

ただスタビライズドウッドは小さな材料なので、

全てが数匹づつしかできません。

ゴールドは今のところ、一匹分の材料しか残っておりませんでした。

貴重な材料なので、ロスなく歩留まりを良くして

無くなったカワセミも制作

カワセミ組み木ブローチ

と言っても、適材適所の色目と杢目は絶対条件

他の材料のように、贅沢使いが出来ないのが悩みの種です!

カワセミ組み木ブローチ2

組み木コーナーからは、外せないアイテムとなったカワセミ

何とか2色確保できました。

そして朗報が仕入れ先から届きました!

スタビライズドウッド入荷

待望の赤系が準備できたとのことで、早速黒系と共に

発注し、先日届きました!

幅は4cm、長さは12cmほどの寸法で、暑さは2.5cm

高級材のスネークやピンクアイボリーの2~3倍もする

超高級素材(前にも書いたかも)です。

材料が届きまだ興奮状態が冷めないうちに、また

別の連絡が・・・

今度は青系が揃ったとのこと!

画像を眺め見比べながら長い時間かけてチョイス

青系スタビライズドウッド

使い切ったところに届きました。

ついでにデザートアイアンウッドの入荷案内もあったので、

ついつい手が出てしまい、お金は出ていく一方です。

前半戦の終盤なので、欠品アイテムだらけですが、

目の前にあるスタビライズドウッドに手を出さずには

居られません。

厚さを決めるカットや加工に入る前は緊張します!

サンショウウオ制作中

先ずは今まで制作していなかった色目でサンショウウオ

粗整形が終わった色とりどりの連中を、今度は細かな

処の整形に入ります。

4段階残っている研磨作業は、まだまだその先です。

完全コンプリート目指している方々のために・・・

スタビライズドウッドリング

サンショウウオを切り出した残った個所から、

効率よくリングやイヤーカフのブランクを

作り出します。

これらはこの後、旋盤作業を経てツルピカに・・

前半最後のイベント、たきざわクラフト日和を目指し

完成にこぎつけます!

何かスタビライズドウッド作品フェアになりそう!