続く組み木ブローチ

頂いた絵ハガキがきっかけで作ったシマエナガブローチ

ご注文、お問合せ、とても大きな反響で驚いています。

お客様の画像

購入いただいたお客様より画像が届きました

沢山の230作品、ありがとうございます!

松の板材

昨日外へ出てみたら、車庫前に沢山の材料が??

幅50cm、長さ150cm強の松の板材です。

心当たりに電話したところ、知り合いのお客様でした。

以前にも大量のエンジュなどを提供してくれた方で、

良質の板材だったので感謝です!

ベンチなどの材料に最適かな・・

一足先にインスタ投稿したヤマセミ置時計

ヤマセミ置時計

ベースとなっている板材は、珍しいコブシ

コブシ杢目

ギラギラと燃えたぎるような素晴らしい杢目

大木でないと見られない杢目ですが、コブシで

これだけ大きな木はとても珍しい!

木材市場には出回らない貴重材です。

ヤマセミ、カワセミと続いた組み木絵ブローチ

やっぱりアカショウビンもなければと

アカショウビンブローチ

とうとう作ってしまいました。

アカショウビン1

クチバシはピンクアイボリーで、チャクテビガ

紫檀、イエローハートなどで構成されています。

アカショウビン2

こちらもほぼ同じ構成材

アカショウビン3

3匹目の頭と羽根はサティーネを使用

もうこの深い単色の赤いサティーネは手に入らず!

貴重な在庫を使ってしまいました。

丸物木取り

厚みのある角材は、丸物加工用の木取り中

丸物木取り

230の薬味入れを使って頂いているお客様が、

沢山のお友達を連れてきてくれました。

それぞれの方からオーダー頂いた薬味入れの木取りです。

個々にお気に入りの木やサイズが違うので、全てが

違う木取り法で・・・

丸物加工中

なかなか在庫分が手につかないですが、それでも

合間に入れながら着実に

サラダボウル

ようやくサラダボウルにも着手しました。

半生の木を使っているので、かんぴょう削りのように

シュルシュルと気持ちよく削れますが、生木は半端なく

水しぶきが飛び散り悲惨な作業です。

サラダボウル加工中

乾燥まで割れ等発生しないよう養生です。

今週は好天続きのようで、そろそろ冬囲いを

外さないと・・

 

組み木に没頭

どんどん暖かくなり、いろいろ動きたくなる陽気ですが・・

この一週間は繊細な組み木の制作に集中!

インスタにシマエナガの投稿していますが、ブログには

別のシマエナガを紹介します。

エナガ団子

エナガ団子バージョンのブローチ

真っ白に近い木はなかなか無いのですが、このトチは

本当に白かったので、大事に保存していた材料です。

三角の口のはめ込みが高難度で、口の三角整形はもちろん

はめ込む三角穴の加工も精度が必要です。

単純ですが精度の詰まった作品です。

組み木パーツ

シマエナガに続き、カワセミ、ヤマセミのパーツ部材

各パーツに合わせた色、木目をチョイス

これらは現在在庫切れの組み木ブローチや時計、

組み木絵に向け切り刻んでいきます。

切り分け組み木パーツ

一体当たり8~9個のピースに

1ピースでも失敗すると再び作り直すことが面倒なので、

いつも一発勝負の息を止めての切断作業です。

ピース研磨

まだ目入れ前ですが、整形~研磨完の各パーツ

小さいピースは小指の爪より小さいので、それも

指で掴んで整形研磨

従って指先爪は作業後にはギザギザ

そして時たま回転ツールに引っ掛かり、ピースを

飛ばしてしまいます。

そうなったら探すの大変!作り直しも嫌だし

今回は作業周りをシートで囲い、事なきを得ず・・

カワセミ1

初めてのカワセミブローチ1

カワセミブローチ2

カワセミブローチ2、ピンボケでスミマセン!

何しろこの細かな作業で目は疲れ、首や肩が

半端ない状態で・・・

ヤマセミブローチ

ヤマセミブローチは再制作ですが、初作がすでに無いため

注文分も含めての制作です。

ヤマセミブローチ1

ヤマセミブローチ1

ヤマセミブローチ2

ヤマセミブローチ2

ヤマセミブローチ3

ヤマセミブローチ3

沢山作りたいのですが、手間暇が掛かる作品なので

これが限界かな・・

ヤマセミ時計

振り子時計も制作中です。

これも数は作れないのですが、ブースの正面に

いつも何かしらの振り子時計が無いと拍子抜けするので

次のイベントまでひと月ちょっとですが、オーダーが

舞い込んだりで、どれだけの作品補充ができるか・・・

 

 

ケヤキのちゃぶ台

先週まであった雪山(3月5日)

3/5外

仕事の合間にコツコツと崩しては運び

3/12外

天気のよさも手伝って、ようやく雪山が消滅

これをやらないと、いつまでも冬囲いが外せないので・・

ちゃぶ台制作

木取りしておいたケヤキ材も落ち着いたので、

ミニちゃぶ台とスツールに

槍カンナ

表面はカンナ仕上げでも良いのですが、槍カンナで削り

風合いを求めてのひと手間を

脚加工

脚もケヤキ材を使って総ケヤキ作りに

脚ほぞ

脚のほぞ部分は2段階の形状の為、相手側も

一度座ぐりをしてから2段階に加工します

ちゃぶ台部材

これによって接続部分の強度と安定が狙い

揃ったちゃぶ台とスツール

脚拭きうるし

組んでからだと脚が塗りにくいので、脚だけ先に拭きうるし

スツール

出来上がった穴あきの風合いたっぷりのスツール

飾り台として

鉢物などの飾り台としても重宝します

ちゃぶ台完成

ちゃぶ台も完成しました。

意図して長年使いこんだ風合いに、最初から仕上げてます。

ちゃぶ台使用例

これがあれば何処でもちょこっとおやつやお食事も

ちゃぶ台3台

今回は33cm、36cm、39cmの3タイプ

いろんな使い方ができる人気のちゃぶ台でした。

雪解けが早く山々も気になり始めましたが、まだまだ

制作予定品がズラ~っと並んでおり、趣味の山菜採りは

まだまだお預けです!

 

数年ぶりの作品

気持ちいい陽気が続いています

3/5外

固まった雪も緩み、家の周りの雪を崩しています

イチョウ丸太

昨年末に作家仲間のM氏宅から来たイチョウの伐採木

乾燥して木口から割れが大きくならないうちに半分割

イチョウ切断

地面の上で作業したため、切り離し時にチェーンで

石も・・・

すぐ切れなくなるので、近くのSTIHLサービスへ

そこで目にしたものを衝動買い

ハンディチェーンソー

欲しかったハンディチェーンソーですが、

テレショップのものは今一信頼がおけず、プロ機を

輩出するSTIHLであればと即決でした。

昨日は姉の家の記念樹の伐採を

白樺

枯れ始めたので、昨年から頼まれていてようやく今に

白樺2

手前は家、横に物置と倒す場所が限られて・・

木の立ったバランスから根元からは切れず、ロープを張り

危険な位置での伐採決行

白樺3

予定した場所に無事着地

白樺4

残った根元も切り倒し

白樺5

あとは刻んで処理するだけ

太い部分は何かに使えそうですが、既にカビが入り

腐り始めているので良いところだけで・・

ハンディチェーンソー2

細い枝の処分は早速ハンディチェーンソーで

これはかなり戦力になります!

切れ味もいいし、腕くらいの太さまでは楽勝

ただ、切るものを動かないように押さえてが肝です。

作品以外の前置きが長くなりすぎました。

一生懸命彫り方をしたスプーン類も塗りが完成

お玉1

これは深鍋に適したお玉で、ホウとセン

お玉2

こちらは浅鍋用にセン、シウリザクラ、ホウ

いずれも拭きうるし仕上げです。

スプーン3種

そしてスプーン3種

小、大は長年作っている定番作品ですが、今回は

その中間サイズも新たに作りました。

230のカトラリーは、ぼってり感が無く金属製のように

極限まで肉薄にシャープに作っています。

口触りも良くお好みタイプをチョイスできます。

長々と最後に数年ぶりに作った作品は

肉球部材

様々な形状に加工した棒状の部材

更に先端部分も整形しその部分を使用します

肉球部材

切り離したパーツは何やら見覚えのある形

肉球

台木に載せて出来上がったものは肉球アクセサリー

もう何時作って以来か分からないくらいですが、

ご要望があることから制作に至りました。

パーツ作りがとても手間が掛かり、なかなか気が

向かなかったのですが・・

肉球ブローチ

今回はブローチタイプも作りましたので、付けて

撫でて癒されてください!