組み木ブローチ

連日厳しい冷え込みが続いています。

2023年1月30日

今朝も冷え込み、今にもダイヤモンドダストが

期待しましたが見ることはできませんでした。

積雪は意外と増えてなく、助かっています。

外の様子

今年一番と言えるくらいのお日様で、今日は少し

外に出たい気分に・・・

この一週間、また生き物が増えてしまいました。

イーグルパーツ

鷲の組み木ブローチの組み木パーツです。

鷲鷹の違いは?とググってみたら、単に大きさで

分けているみたい。

ですから、どちらに受け取っていただいてもOKです。

仕上げ前後

イエローハートにブラックウッドを嵌め込んだ目玉

研磨工程のビフォーアフターです。

スネークウッド鷲

スネークウッド

タガヤサン

タガヤサン

どちらも鷲鷹の雰囲気の出る樹種で制作

鷲鷹ブローチ

クロとオレンジのクチバシで4種完成です。

そしてオオサンショウウオも不足分を補充

オオサンショウウオ素材

10種、20匹ほどを準備

1回の制作ロットは、これくらいが限界です。

これ以上になると、各工程ごとの時間が長くなり、

集中力が切れますので・・・

オオサンショウウオ完成

5年目に入ったオオサンショウウオは、まだ根強い人気があり

今年もまだまだ作り続けたいと前向きに!

今週からは2月に入ります。

近づいたイベントに向け、もう少し新作いけそうです!

 

 

また増えた新作生き物

明日から10年に一度の寒波と警告が頻繁に

ほどほどに済みますように🙏

今シーズンは2月からイベントが始まるので、

新作・補充作品にもいつもより前よりです。

長年作っているカエルも

カエル制作

単純形ですがこれが意外と整形に難

今回から制作方法を変更し、新たな工法で

カエル制作2

ひょっこりの外形がスッキリ見えるように、

トリマーで掘ってから整形してます。

ひょっこりカエル1

一体の木でも、削られた面の角度の違いで

異質の杢目が現れ、埋め込んだような錯覚

ケヤキのカエル

全てケヤキ材で制作したひょっこりカエルでした。

愛嬌ある新作生き物も誕生です!

ムツゴロ制作

ムツゴロウのオブジェの制作途中品

厚みのある個所、無い個所と、如何に効率よく

削り落とすかの、工程順確立をしながら・・

様々試しながら夢中でやったので、途中の画像が

ありません。

ムツゴロウオブジェ1

ほぼ予定通りのムツゴロウオブジェ第1号の完成

ムツゴロウオブジェ2

調子に乗って次々と誕生です

ムツゴロウオブジェ4匹

ブラックウォールナット、エンジュ、クルミ

そして神代ケヤキの4匹です。

ムツゴロウブローチ1

人前でも目立ってもらいたい思いから、

ブローチも制作(ケヤキ、神代ケヤキ)

ムツゴロウブローチ2

最後はトチの変わり杢で

皆さんに可愛がられると良いですけどね!

シートウィービング

2年続いた大雪から、今年は今のところ解放

2023.1月16日

昨年の1/3程度に除雪作業もなく体重増加

やっぱり雪国は、適度に降った方が多方面に適かな・・

正月明けから掛かっていたスツールの枠も完成

スツール枠

エンジュとセン、この後はペーパーコードによる座編み

座編み

久々の座編みでしたが、身体は覚えていてくれました。

座枠に段差のある枠組み構造なので、編み始めは特に

慎重に、画像くらいまで編み込むと大分慣れてきます。

全身を使うので汗だくになりながら、2日で2脚完成

座編み椅子2脚

手前がエンジュ、奥がセン

エンジュスツール

エンジュ独特の風合いを出した脚

センのスツール

白い肌のセンの脚は、所々に縮み杢も入っています。

座枠に段差を設けることで座面に膨らみが生じ、

座ったときに太もも裏の当たりの感触が良くなります。

編み終わった後は、手の握力無し、腕や肩はパンパン!

足腰までも・・・

全身疲労で身体が悲鳴を上げました!

でも椅子づくりは続きます。

と言ってもミニ椅子ですが・・・

ミニ椅子部材

このアイテムもほとんど在庫がなく、でも無くてはならない

小物アイテムの一つです。

小物の飾り台として求めてくださる方が多く

有難いのですが、正直なところ手間の掛かるヤツで・・

エンジュミニ椅子

ミニですが作りは全く本格的椅子と同様に

脚や背板も四方転びで2方向に角度が付いています。

各パーツの墨付け、穴あけ角度には超精度を要します。

ミニ椅子いろいろ

画像に写っていない作品も沢山ありますので・・・

エンジュ置台1

エンジュのブックマッチ型置台も

エンジュ置台2

合わせを変えると変化、単独でも使え、

厚みがあるので立てて、衝立のようにも使えます。

来月予定のイベントでは、新作沢山並びますので!!

 

 

 

仕事始めはボタン木地

年明けより雪降りも少なく助かっています。

仕事始めはボタンの木地制作から

サクラボタン材

ご依頼先は谷中ボタンギャラリーさん

オリジナル装飾ボタンの制作時に、度々ご注文を

頂いています。

前回は高蒔絵の木地でしたが、今度のプロジェクトは

芝山細工の象嵌用の木地です。

ボタン旋盤加工

伝統の芝山細工、最後の芝山師と称される方が

手がけてくれるという土台作りは少しは緊張します。

ボタン木地

バラつきもほぼ無く旋盤加工は完了

前職の名残で、金属加工の精度で仕上げるのがモットー!

ボタン裏

脚にはクロスの穴あけを施していますが、この加工が

旋盤加工より高難度

ボタン横側

この加工だけの為に専用加工治具が必要です

ボタン全景

指示通りの木地が完成し、初荷?完了でした。

本来芝山象嵌は木地から全て一人で制作していたそうですが、

現在高齢の為、木地は230、下地塗は前回の高蒔絵の

越前漆器の蒔絵師さんが手がけ、象嵌の最終工程を

宮崎氏が携わるということです。

いづれにしても著名な方の作品の土台で関われることは、

後世にも残る作品となるので、光栄なことです。

数か月先になりますが、作品画像が届きましたら

ご紹介します。

スツール脚材

座編みスツールの制作も開始

セン脚

エンジュとセンを使い脚の制作から

エンジュ脚加工

エンジュ材独特の風合いが出るように、材料の径を選定

しながら、曲がり具合も考慮すると、なかなか叶う材料が

無いのが現実です。

スツール組み立て材料

2脚分の部材が完成し、組み立て開始

バークランプ

早速暮れに購入しておいたバークランプが活躍

精度・強度とも安定し、心強いツールです。

スツール脚固定

もう1脚組み上げ、今週は座編みに集中です。

 

2023年もよろしく!

穏やかな大晦日、そして寒さも緩んだ元日で

過ごしやすい年越しは久々でした。

2023年 明けましておめでとうございます。

2023年卯年

今年もよろしくお願いします。

毎年3月~4月にクラフトイベントスタートでしたが、

今年は真冬の2月にスタートです。

秋田ふるさと村と秋田市アルヴェの2か所に出展します。

(詳細はイベント情報を)

画像の子ウサギは数量限定で制作しました。

ご希望の方には、2月のイベントにて販売いたします。

スタートが早まったことから、仕事始めも早まりそう!

喜んでいただける作品を、今年もたくさん作りますので、

よろしくお願いします!!