春のお山は恵みと安心

当面のイベントが中止となりましたが、製作は続行中です。

たまには気分転換を!ということで、もう山へ出向かなくなって

6~7年になりますが、久々に古巣へ向かいました。

と言っても遠出ではなく家から15分ほどの場所

キクザキイチゲ

林道わきにはキクザキイチゲが

そろそろコゴミとかは出ているはずですが、小川沿いの土手には

全く見当たらず

コゴミ

山側の雪の張り付かないような急斜面に僅かに出ていました。

前はたくさん採れていた場所なのですが、環境変化かなとも。

期待はずれで草地(萱原)を歩いていると、目の前が緑色に変化!

野せり

沢水が落ち込むところが湿地になり、その水辺に野セリが群生です。

子供のころ実家で栽培していたし、好物のセリなので一目で

解りましたが、毒セリの存在も知っていることから慎重に。

セリ

スマホで毒セリの特徴を確認し、太鼓判を押して収穫です。

普段は安売りでも198円、通常は298円くらいなので

大量には買うことはできませんが、この時とばかり摘むは摘むは。

かなり収穫したつもりですが、どこから採ったか分からないくらい

まだまだありますがこの辺で・・・

セリ洗い

泥を落として洗ったセリの一部です。

店頭の束の100束分は優にあったので、実家や姉、

娘の嫁ぎ先などへ4等分し、それぞれの家庭の味でお腹の中へと・・・

230家ではセリ蒸しやセリ鍋で楽しみ、今度はセリしゃぶもいいし

天ぷらもいいかな?・・

近くに住んでいない姉たちにはゴメンナサイ!

横手に来たら連れていきますよ。

今週はタラの芽、コシアブラも採れそうでした。

こんな楽しみを与えてくれる春山は最高だし、そして誰とも会わない

場所ゆえにコロナ感染の心配もなく穴場でした。

本業の方は、エンジュの木でバックの持ち手を作ってます。

持ち手はクラフト展のほか、問い合わせによる販売や

近くの姉もバック作りにちょくちょく使うことから

年間通して需要があります。

持ち手原木

3年ほど晒したエンジュの原木を引き割ったところ

型取り

バンドソーで大まかに形を作ります

手道具

その後は切り出しや南京カンナ等の手作業へ

木地完成

更にスクレーパーやペーパーで木地の完成に至ります。

仕上げは拭き漆を数回

持ちて1

25cm~30cmの細身の持ち手は¥3,000~¥3,500

持ち手2

30cmの重量感のあるものは¥3,500~¥4,000

持ち手アップ

晒した材料は深みがあり、拭き漆との相性はバッチリです。

詳細を知りたい方は、お問い合わせフォームよりお願いします。

今年はゆっくりと山菜採りや山歩きができそうです。

久々の神様からの贈り物かも?

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。