四角を丸く

4月の全てのイベントも、コロナウィルスの感染拡大防止の

自粛要請に伴い中止となっています。

企画された主催者の方々の気苦労も大変でしょう。

楽しみにされていたお客様や我々出展者も残念で・・・

このまま5月以降も続くと活動の場がなくなり、

生業とする我らは困ったもんです。

が、製作意欲は下がっておらず、また新作ができました。

角板

厚さ4cmのクルミの角板

板皿

前々から薄板を丸く掘り込み、小物ディスプレイ用に

使っていましたが、今回は本格的に器として製作。

旋盤1

材料を回して器の外周、底面の加工に入ります

旋盤2

クルミ材なので底面は削りやすいのですが、外周は

断切削となるため刃物は切れきれに研ぎながら

旋盤3

次は表面側の加工に

旋盤4

こんな感じから徐々に深さと径を広げていきます

木地完

3サイズの木地が完成しました。

角が変形しているように見えますが、その通りです。

変化があるように、あえて変形四角形に挽いてます。

四隅は切削時に抵抗が掛かり掛けやすいのですが、

思い通りに仕上がりました。

乾燥材なのでこの後仕上げ研磨して拭き漆を

角器1

5点作った内の3サイズ

角器2

何を盛りつけたら生えるでしょうか?

角器3

角度を変えて見るととても変化のある器です。

そして今度は、魁新聞社さんに取り上げていただきました。

新聞掲載

昨日掲載いただいた記事です。

沢山の県内の方々に知っていただき、とても感謝しています。

お陰様で昨日から、様々なお問い合わせをいただき、

嬉しい限りです!

イベント開催が相次いで中止となりますが、沢山の作品は

自宅展示室に並べていますので、購入も可能です。

予めご連絡いただければご対応できますので、

遠くの方も、近くの方も遊びに来てください!!

 

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