今年最初のクラフトイベント”秋田アートクラフト市”は、
新型コロナの感染防止のため中止となりました。
楽しみにしていた方々や我々作家にとっても
とても残念な措置となりましたが、こればかりは止むを得ません。
ただこれが長引けば死活問題となり、早期の収まりを願うばかりです。
2月の末、息子より誕生日プレゼントが届きました。
ドライブレコーダーが未装着だったので助かります。
早速取り付け、各設定も完了
できればドラレコのお世話にならないことを・・・
先週はクラフトも中止となり、準備も土日も空いたので
予定外のことをゆっくりとこなせました。
ご注文もあるサクラの大きめのボウル製作です。
保管している半乾燥のサクラの原木
こちらはサクランボの原木です。
今回は大きめの要求なのでサクラ材をチョイス
手持ちで製材をするため、危険な部位はあらかじめ
チェーンソーで切り落としてから
直径25cm、長さ60cm程の材料を引き割ります。
角材とは違って丸太は不安定のため細心の注意を払って
4本の製材が完了
バンドソーで円形に、そして旋盤で保持するための穴加工です。
丸太の皮付きなので、全てナチュラルエッジに仕上げます。
旋盤作業中はかんぴょう加工みたいに、刃物の切れ味が良いと
長~い切粉がシュルシュルと飛び出て快感です。
それとは裏腹に埃と挽きクズが山のように・・・
そんな訳でカメラを持ち込みたくなく画像は割愛でした。
出来上がったのは
大きいので20cm強
タイプも様々
左右の高さ違いはやや慎重に刃入れが必要です
節の無い素直な材料であれば削りやすいのですが、
今回はあちこちから枝の出ているサクラ材。
柔らかめ、超固めが交互に来るので刃物研ぎを頻繁に。
こうした難材から生まれた作品は、乾燥~仕上げを経て
完成した肌が楽しみです。
早くお披露目できるイベント開催が待ち遠しい!