一気にドーンとやって来ました
3日前は全く雪無が、丸2日間で一変しました。
週末は製材所より連絡があり、昨年伐採したクルミ材を
ようやく製材してきました。
1年半野ざらしにしていたため、皮下1cmがふやけ状態
でもほとんどがこの後戦力となりそうです。
器関連にも使用するため厚めに製材し、
冷たい中、桟積みをして養生しました。
☆カトラリー
在庫無のカトラリーの試作をしました。
定番ですが今回は、マイナーチェンジと新材を使うため
試作からの製作です。
上のフォークはパスタにより対応できるよう
すき間をやや広めに仕上げてます。
中は切る、刺す、すくいができる姫フォークですが、
硬いものにも絶えられるよう柄を少し太めに・・・
どちらもアサダというあまり流通しない材です。
下は新作のフルーツフォークを作ってみました。
クロモジを使い、硬いリンゴでもOKです。
(まだ塗装前です)
試作品が良好で即ゴーサイン
長方体の材をカットしますが、使う部分はほんの少し
姫フォークとパスタフォークの第一カット
使う部分に対し捨てる部分の量が多くなります。
(材料を薄くすればと思いがちですが、カット工程での
安定性を出すため最低限の厚さで木取りをしています)
第2カットで更に捨てる部分が増えて、カトラリーは
とても材料歩留まりが悪いんです。
グチを言っても始まりませんが・・・
今日はこの工程まで
☆コースター兼小皿
シーズン中に欠品となっていたクリのリーフ皿等も
製作中です。
右がクリで左がケヤキ材
クリは鉄漿染めで真っ黒にし、拭き漆仕上げとなります。
定番のケヤキ小判型に来シーズンは黒染めも新作で加えます。
小さな品物ですが、材料となる母材となると
3mのテーブルが出来るような大きなクリ材を
惜しげも無くカットして使っています。
と言うか、230の持ち材はこんなでかい物ばかりで、
刻まないと使えないのが本音です。
でもその分、良い木目の部分を贅沢に使っていますよ。
寒中になると寒さがきつくなるので、なるべく大きな
作業を今の内にと思い励んでいます。
来シーズンもまだまだ新作が増えますよ!