前半のクラフト出店申し込みもほとんど終わり、

早いものはもう選考結果が来始めています。

今年も全応募が選考されますように・・・

細かな作業が続いています。

定番の枝豆箸置き

フルーツフォーク

それぞれ工程が多く、時間を見ながら少しずつ進めています。

一気に進めると設備、身体にもきつい物があり、

長持ちさせるにはどちらも適度な時間が重要？

カッティングボードのニューモデルを進めています。

どの木工作家さんも大概カッティングボードは作っています。

しかしどれを見ても変わり映えはしません。

２３０は少しでも特徴あるようにと、木の持つ自然体を

残しているのですが、もっと差別化するべく進めています。

複雑な形の板です。

木取りしたボードの形に合わせ作図したテンプレートです。

ニューモデルには取っ手の枝をつけるため、取り付け部の

彫り込みをするための道具です。

予め曲げ木をしていた枝に合わせて彫り込みます。

この時使用するのがテンプレートで、９枚木取りしましたが

一点一様主義が基本のため、９枚のテンプレートが必要。

作品を作るためには治具やテンプレートを必要とし、

これら道具作りが作品を作るほど時間と思案が付き物。

一点主義のこだわりの性です。

木の自然の形を残しつつ様々な木で

枝の取り付け部の平面加工も必要で、素直で無い枝は

加工がすこぶる面倒で・・・

ここでも複雑な形の枝を加工する治具が必要で、

悪戦苦闘しながら大事な曲げ木枝を無事加工終了。

部材を磨いて取っ手を取り付ければ

ケヤキの股杢部のボードの完成

反対側の杢目が素晴らしいのですが、ぜひクラフトで

クリのボードは大判なので両サイドに取っ手を

チェリー（サクランボ）ボード

表面は取っての取り付け部位が見えなくなります。

菓子皿としても使い方はいろいろ

画像のボードはすべて表面処理前で、このあと

オイルと保護材で仕上げますので、片面は刃物を使っても

大丈夫です。

５樹種９枚製作しましたので、表面処理が終えましたら

再度ご紹介します。