ケヤキのプレート完成

先週は、12月としては今まで経験の無い積雪量に

ビックリ!なんと観測至上最高とか

訛った身体には良い運動になりました。

長らく欠品していたケヤキのプレートが完成しました。

挽き割り材

木目の良い9cm厚さの材を8~9mmに製材

今回の材は幅40cmほどだったため、230の

帯鋸には掛からず近くの製材所にて薄板に加工です。

数日間寝かせた後

形状加工

所定寸法に形状カットです。

鋸目

帯鋸の目が規則正しく残っており理想どおりの仕上がりで・・・

研磨直後の切れる刃を使用すると、こんな具合に表面は

仕上がってくれないので、ほどほど使用感のある帯鋸を

使用するタイミングが重要なんですがご理解できますでしょうか?

面取り

エッジのバリ取り後は面取り工程

ここまでは比較的スムーズですが、この後の表面研磨が

手作業で一番時間を要します。

帯鋸の挽き目を壊さず、漆を拭く肌にする按配が・・・

仕上げ工程は塗って拭いて乾かし研磨を数回繰り返し、

プレート1

ケヤキプレート小鋸目仕上げ拭き漆330x220完成

プレート2

入り皮部分の自然形は340x230

左側は行き先が決まってしまいました。

プレート3

大360x250は新たなサイズで、大き目のご希望の

お客様が多かったので新規サイズです。

小と大は数ありますので、ご連絡いただければ・・・

フクロウも補充

フクロウ

スカスカになったフクロウも大補充

いままで使用していなかった材も新規仲間入りです。

口ばしにはもう仕入れできない貴重材、黄色いアマレロも

大事な端材から使用しています。

製作にあたっての重要ポイントは目の加工

目の加工

寝かせるとドリルに直角に向きません。

直角度が出るように、右の端材のような受け字具を製作

目の加工2

こうすればドリルに対し直角度が出て加工も安定します。

限りない工夫と仕掛けの発想が楽しい木工でもあります。

新材も入荷しております。

新材入荷

まだ流通している輸入材ですが、サンショウウオやドングリなどに

来季の新材として仕入れしました。

ギラギラ杢の入ったパープルハートも磨けばウッシッシ

ビーフウッドの杢目にもウキウキしてます。

皆さん楽しみにしていて下さいネ!

そして今週土曜日12/14一日だけですが、

今年最後のイベント、滝沢クラフトフェスタ2019WINTERへ

出展します。

滝沢は横手と違い雪は無いそうで、ご都合つく近場の方々は

お待ちしています!