チェリーのナチュラルエッジボウル

今年のサクラは早いのかと思いきや、

ここにきて足踏み状態が続いています。

今週末の鶴岡クラフトでは、サクラ吹雪でも

初のサクラにお目に掛かれそう。

鶴岡クラフト

ということで、21日~22日は小真木原で

お待ちしています。

今年はサイドエリアといって、駐車場からの

ゲート入って道路右側にブースを構えていますので、

最初に目に入ると思います。

☆チェリー材のナチュラルエッジボウル

昨年サクランボ農園より譲り受けたチェリー材で、

ナチュラルエッジボウルを作っています。

ボウルといっても木の径が15cmほどなので、

ナッツボウルのような小さなボウルです。

チェリー材

半分に挽き割っていた材料ですが、まだ半生状態。

旋盤作業

半生なので削りは割合楽で、削り屑が

かんぴょう作りの削りのように、

シュルシュルと長く続き気持ちの良い気分です。

外側完成

木の形そのままに出るためナチュラルエッジです。

完成ボウル

中心部の赤身と白太部分のコントラストが何とも・・・

ボウル内側

楕円に見えますが目の錯覚で真円です。

完成ボウル

同じ木を使っても、一つとして同じ物が

出来なく、それが魅力でもあります。

形は出来たのですが、まだ完成ではありません。

半生状態ならではの変化が出ます。

ボウルの底

挽いて数時間後には、平らに削ったはずの

底部が反り、両端に隙間が見えますね。

これだけ木は動くのです。

乾燥させながら反りを修正し平らにします。

修正後の底

一回目の修正を終えた底は隙間無く平らです。

これを何回か繰り返し、それから塗装へ。

表面処理をすればもっとコントラストが鮮明で、

味のあるナチュラルエッジボウルが完成です。

今週末の鶴岡は暖かさを超えて暑くなりそうですね。

26℃予想と熱中症に気をつけなくてはと思うほど。

我がブースは街路樹の下で少し安心ですが・・・